真夏の暑い日差しの中でもオレンジ色のノウゼンカズラがあちこちで木から垂れ下がって頑張って咲いているのが見られます。
そんな中にちょっと毛色の違った「アメリカノウゼンカズラ」も混じっていました。
それほど興味のない人には同じ花に見えるかもしれません。
ノウゼンカズラとアメリカノウゼンカズラ、名前は同じようでも別物です。
どこで見分けるのか?
今は花が咲いている時期なので、花を見ればすぐに違いが分かります。
一番の特徴は、アメリカノウゼンカズラは花の筒部が長く、ガクは花と同じ色になります。
花色は個体にもよりますが、ノウゼンカズラ方が濃いオレンジ色です。
花の開き方もノウゼンカズラの方が大きく開きます。
花以外で見分けるのとしたら葉です。
アメリカノウゼンカズラ の裏面の葉脈上には毛がありますが、ノウゼンカズラは無毛です。
小葉の数も異なっていて、アメリカノウゼンカズラの方が多く、9~11枚ほどで、ノウゼンカズラは3~6枚くらいです。
アメリカノウゼンカズラは北米原産、ノウゼンカズラは中国原産です。
学名:Campsis radicans
英名:Trumpet creeper 、Trumpet vine
別名:コノウゼン
科名・属名:ノウゼンカズラ科 ノウゼンカズラ属
原産地:北アメリカ