ベトナム・ホイアンでは毎月満月の夜にはランタン祭りが行われる。
このランタンは日本の徳川時代の朱印船によって伝えられたようだ。
江戸時代のホイアンには日本人街もあり、多くの日本人が住んでいた。
日本人はお盆に提灯に灯りをともしたり、灯籠流しなどをするので、その風習が伝わったらしい。
ランタン祭りと同時にトゥボン川では灯籠流しも行われていたので、体験してみた。
長い竹の先に火のついた紙製の灯籠をつけて川縁からそっと置いたらゆっくりと流れていった
回りは真っ暗なので、いくつもの灯籠が川に浮かんで幻想的だった。
ホイアンの旧市街の中心には日本橋と呼ばれている「来遠橋」があり、徳川時代にホイアンに居住していた日本人がかけた橋と言われている。
この橋は彫刻が施されていたり、細部に細かなこだわりのあるなどとても立派なもので、中央には「カウ寺」といわれるお寺もあった。
昼の「来遠橋」
ランタン祭り時の「来遠橋」