Diary

渡辺家のファミリー日記です。

Autoharp Night 2

2015年06月22日 18時29分29秒 | ブルーグラス

6/21(日) 北越谷 おーるどタイム で開催の Autoharp Night 2(前回1回目があったそうです。)に行ってきました。
6人のオートハープ弾きさんが出演されたのですが、皆さんそれぞれ個性的でバラエティーにあふれ、
「オートハープってこんなにいろんなことが出来るんだ」と正直びっくり

①トップバッターは野村さん。
 トラッドソングのメロディーに日本の詩人の歌詞を載せての弾き語り。

②お次は流転の竪琴弾きさん。仮面を被って登場した時は何が始まるのか心の準備が間に合いませんでしたが
見事な声量と中世の吟遊詩人になりきったようなパフォーマンス。
おーるどタイムのステージがまるでミュージカルの舞台のようになって皆さん大ウケ



ダンナも大喜びで、一緒に写真を撮ってもらいました。



③番目に登場は小坂@十勝産。
小坂さんとは先日の朝霧フェスでお会いしたばかり。おーるどタイムでも今まで何回か演奏を聴いてましたが、この日の小坂さんはいつもと違いました。
宮崎アニメ・千と千尋の神隠しのテーマを奏でるまではいつもの小坂さんでしたが、なんとラストの曲、オートハープで『ヘビメタ』を披露! 最高でした♪

④おーるどタイマーズ
「オートハープナイト」なので、この日の箕田さんはギターを封印、全曲オートハープでのステージでした。
オートハープは弾き語りが出来るので単独でステージに立てますが、3人編成のバンドという形で聴くのもアンサンブルが楽しめて花丸です。
箕田さんのオートハープはフィドルやベースと一緒に演奏しても音量に遜色がなく、激しいドライブで鳴らす事も繊細なメロディーを奏でる事もOKな
とても良い楽器だそうです。いつでも注文に応じるのでお声がけくださいとのことでした♪



⑤古澤由貴さん
全曲オリジナル。柔らかくて澄んだ声と優しいオートハープの音色に、時々鈴の音を織り交ぜながらの演奏でした。



カホーンと一緒に。



⑥トリはヨーコSUN & ステージハズバンド。
6/20~21 茨城県・上野牧場で開催の「カーターファミリーフェス」に北海道から参加、そのままハシゴで北越谷まで来てくださいました。



素敵すぎる演奏をYou Tube にアップしました。3曲、下記のURLクリックで行けますのでどうぞお楽しみください

Goodnight Irene

https://www.youtube.com/watch?v=mtPw8B-JH1E

The Green Rolling Hills of West Virginia

https://www.youtube.com/watch?v=1L36LDg_D4o

Home On The Range

https://www.youtube.com/watch?v=5hXidQ8gYqc



終了後の集合ショット。

演奏がおわったのが17時半~18時ぐらいだったでしょうか・・・その後 20時過ぎまで楽しいジャムタイム。
私、こんな素敵な機会は逃しません---ずっとヨーコさんの傍から離れずに、いっぱい一緒に弾いて唄も一緒に歌いました。
とってもとっても幸せでした。

フェスから直行でお疲れもあったでしょうヨーコさん&テリーさん、主催の箕田さん、楽しい時間を御一緒してくださった皆さん、ありがとうございました! 

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守安御夫妻のアイルランド音楽

2015年06月22日 00時59分45秒 | アイリッシュ

6/20(土) 明治大学リバティアカデミーのオープン講座 「世界の民族音楽を聴く アイルランド音楽の魅力」を受講してきました。

『講座』ですから、講師から講義があってそれを聞く・・・なんてうっすらとイメージしていたのですが、違いました。
守安さんは演奏家としてはもちろんですが、話し手としてもとても魅力のある方。
一方的に話すのではなく、講座に参加された皆さんの声を拾ってリクエストを受け付けて、そんなやり取りの中でどんどん話題が変わっていきます。
講義のアウトライン、演奏曲目の打合せなど事前に決めてないようで、その場の流れで曲を決めて待った無しで演奏に入っていく---まさしくライブでした。

アイルランド音楽が譜面を必要としないこと(譜面に著わすのが出来ないこと)
明治以降の日本の文部省唱歌(わらべ歌など)とアイルランド音楽が似ている裏事情
8小節・8小節の譜割りから外れた字足らず的な旋律の着地点が無いような魅力・・・

などなど興味深い話題がたくさん上がりましたが、なんとなんと、私が守安さん御夫妻のCD 『The South Wind~アイルランドからの伝言~』を聴いて一番心惹かれた曲「The Ross Memorial Hospital」、リクエストをしたら応えてくださって目の前で演奏してくださったんです
嬉しかった~

CDではコンサーチナ(? すみません、鍵盤楽器の聞き分けが出来ません) とピアノがメインで演奏されてます。
笛がメインだったらどんなだろう・・・ともう妄想の域に達するくらい想像してました-----
笛で演奏してくださったんですよ! 想像以上の素晴らしさでした。あらためて譜面に出来ない・・・がわかったような気になりました。
楽譜にしたらクレッシェンドにデクレッシェンド、ピアノにメゾピアノにピアニッシモ・・・きっと強弱記号だけで書ききれなくなるような、そんな演奏でした。

曲紹介も詳しくしてくださいました。フィルさんが亡くなったお友達を偲んで作った曲とは知っていたのですが、原因は交通事故で
運転していたのはフィルさん、亡くなったのは助手席に乗っていた音楽仲間とのことでした。。。
心の痛みに重いも軽いもないけれど、感性あふれるフィルさんですから哀しみがどれ程で、どんなふうにあのメロディーが出てきたんだろう・・・
なんて思ったらじわじわとウルウルしてしまいました。
素敵な演奏を本当にありがとうございました。

終了後、守安さん御夫妻を囲んでの記念ショットです。
前列中央が守安功さん、その左隣りが守安雅子さん、そして右端がチェンバロ奏者のレイコさん。
コーディネーターの石川先生が撮ってくださいました。ありがとうございました!



“アイルランド音楽の魅力”はもちろん、講師の“守安御夫妻の魅力”もたっぷりと堪能した楽しい時間でした。


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テンションが上がっているので、こっそり隠しておいた動画をアップしちゃいます。
何の技巧も装飾もありません。CDを聴いて頭から離れなくなってしまったメロディーを1音1音吹いてみただけです。
ただのブルーグラスのギター弾きにこんなことをさせちゃうくらい、素敵な風(Wind)を届けてくださった守安御夫妻に感謝です。


The Ross Memorial Hospital

コメント (8)
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