最終回だけ面白かった(笑)
寄生虫を専門に研究しているやまぴーが、
日常に起こる寄生虫に端を発する事件を
解決に導いてく1話完結型のドラマ。
医療モノと刑事モノのハイブリッドみたいな感じではあったけど、
その2ジャンルの共通した魅力である「緊迫感」みたいなものが、
最終回以外ほとんど感じなくて、
ちょっと物足りないかなっていう。
多分、寄生虫という普段気にも留めないものが題材だったから、
自分の中でうまく咀嚼できなかったのかもしれない。
第9話、第10話は、
新型エボラウィルスが村に蔓延したため封鎖するという、
昔見た『アウトブレイク』
という映画を彷彿とさせるようなエピソードで、
それまでとはかなり毛色が変わった内容だったので、
ここが一番見ごたえあったかな。
濱田岳が病に倒れたところはちょっと泣いたよ。。。
でもなあ、そこでのやまぴーがちょっと腑に落ちなくて。
「僕はキミのせいで人間を好きになった」
みたいなことを言ってるんだけど、
それはクセの強い彼の性格からしたら、
濱田岳のおかげで成長できたみたいな、
いわゆる「主人公の変化」を表していると思うのだけど、
これまでほとんどその兆しがなかったから、
「いきなり何言ってるんだ」と感じてしまった。
過去のエピソードにおいて、
もう少しその変化の兆候がはっきりわかれば、
もっと感動できたかもしれない。
(とはいえ、なんだかんだでやまぴーは
濱田岳のこと好きなんだろうなってのは感じてたけどw)
あと、やまぴーの義手は、
どうせならビームのひとつやふたつ、
せめて握力が1トンぐらいあるとかって設定だったら、
僕はかなり好きになったな(笑)
親友を助けるためにああなったというエピソードはあるものの、
本当にただの義手というだけで、
普段の生活においては何の意味もなかったので。。。