旭川トンボ紀行

北海道旭川市を中心としたトンボの写真とその生態

ダメだこりゃ その-3

2010年08月31日 | ヤンマ科
オオルリボシも今年はイマイチでした。まともな写真が撮影できたのは発生初期から7月中旬ぐらいなもんで、以降は暑さのため、こちらも落ち着きがなかったです。市内ではまだ個体数こそ多いものの老熟個体が目立ちはじめ、特に♂は翅もボロボロ。水辺よりも林縁や林内で見られることの方が多くなってきました(暑すぎて木陰の多い林内に皆避難しているような印象です)。今年はもうダメっぽいですね。
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ダメだこりゃ その-2

2010年08月30日 | ヤンマ科
この暑さの為、♂は日中にはほとんど現れず、夕方4時半頃になると姿を見せ始めます。
気温が下がれば日中でも明るい場所で見られるようになるのですが、暑い時期は森林内の薄暗い環境を飛びますので、いまだに納得のいく写真が撮影できないでいます。もっと明るい場所で写真を撮りたいですね~。
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ダメだこりゃ その-1

2010年08月30日 | ヤンマ科
今年の道内は本当に暑いですね。旭川市内では本来であればルリボシヤンマが一番いい時期を迎えているのですが、どうもこの暑さは北方種にはかなりこたえるようで、生息地では落ち着きが無く、まともに飛んでくれる個体がいません。♀もあまり産卵に訪れず、このままルリボシのベストシーズンは終わってしまいそうです。
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羽化ラッシュ

2010年08月29日 | 飛来種
この休耕田では、ちょうどウスバキトンボが羽化ラッシュを迎えていたようで、多数の羽化殻と未熟個体を確認することが出来ました。本種は内陸部では個体数が少ないトンボなので、未熟個体を撮影することができてラッキーでした。
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コノシメトンボを確認!

2010年08月29日 | トンボ科
旭川市内で久しぶりにコノシメトンボ♂を確認しました。市内での観察は実に4年ぶりとなります。休耕田の水溜りで縄張りを張っているところを偶然見付けました。別の個体がいないか周りを探したのですが、見付けられたのはこの1頭のみでした。
それにしても、先日のミヤマアカネといいこのコノシメといい、今年は飛来種に縁のある年のようです。この調子でキトンボ、まだ旭川市内で記録の無いアカネと出会えればいいのですが・・・・・・・・・・
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ルリイト♀黒化型

2010年08月27日 | イトトンボ科
で、ルリイトトンボ♀の「黒化型」というのがコレ!
どうです?かなり格好イイと思いませんか!?旭川市内で見られるルリイト♀の7割はこのタイプ。初夏に出現する個体よりも晩夏に出現する個体の方が黒化型になり易いようで、「青型」と「黄緑型」、稀にカラフトイトトンボ♀のようになる「中間型」が出ます。写真の「黄緑型」が圧倒的に多いですが、私個人としては「青型」よりも「黄緑型」の方が色のコントラストがはっきりとしていて好きです。
「中間型」が一番綺麗で格好イイのですが、このタイプは数年に1度見るか見ないかの超レアものです。
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旭川のルリイト

2010年08月26日 | イトトンボ科
ちなみに、旭川市内で見られるルリイトトンボ♂はこんな感じです。通常個体よりも黒味が強く、一回りほど小さいので、市内のルリイトを見慣れてしまうと別地域の個体が別種のように思えてしまいます。♀はもっと黒いです(黒化型)。
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再び道東へ-その10

2010年08月26日 | イトトンボ科
最後はルリイトトンボです。
ここで見られるルリイト♂は非常に青味が強く、しかもデカイ!(ま、これが普通サイズなんでしょうけど)正にルリイトトンボと呼ぶに相応しい個体ばかりで数も多く、旭川市内で見られる「小型で黒味の強い個体」とはまるで別モノのように思えてしまいます。イトトンボの仲間はルリイトばかりで他は見られませんでした。

今回の遠征ではシオカラトンボにかなり泣かされました。もはや当地では個体数で圧倒するシオカラトンボに対抗できるトンボは、うまく棲み分けを行っているオオシオカラトンボぐらいしか存在せず、大型のルリボシヤンマでさえ隅に追いやられてしまう存在でした。エゾトンボ系が寄り付かないのもなんとなく納得できます。
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再び道東へ-その7

2010年08月24日 | トンボ科
「あ!コイツ!!」いきなり背後からシオカラトンボの♂に襲われ、あっさり餌食となってしまいました。貴重な1頭だっただけにとても残念ですが、しょうが無いですね。皆生きる為に必死なのです。シオカラトンボと比べるとその小ささが良く分かりますよね。ヒメアカネは更に小さいです。
それにしても恐るべしはシオカラトンボ、ここでは大型のルリボシヤンマをも圧倒する強さで、ほとんど敵無し状態です。
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再び道東へ-その6

2010年08月24日 | トンボ科
このトンボの姿も見られました。ムツアカネです。
赤トンボの仲間ですが本種は成熟しても赤くはならず、♂は全身が真っ黒になるアカネとは思えない変わり者。寒冷な環境を好む小型種で、道内では道東の湿原で多く見られます。まだ成熟個体が少ないのか、今回確認できたのはこの♂ただ1頭のみでした。
違う角度から写真を撮ろうと思ったら飛ばれてしまい、再び止まるのを待っていたのですが・・・・・・・・・・・・・・・
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再び道東へ-その5

2010年08月23日 | トンボ科
ヒメアカネの姿も数頭見られました。今回確認できたのは♂ばかりで、全て未熟~半成熟個体でした。
本種は日本国内に生息するアカネの仲間では最小種で、湿地環境を好む可憐な赤トンボです。「北海道レッドデータブック」では希少種Rに挙げられており、産地は局地的です。
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再び道東へ-その4

2010年08月23日 | トンボ科
更に他のトンボを探すと、タイリクアカネの半成熟個体を発見。まだ完全に赤くなってはいませんが、いっちょ前に縄張りを確保しているようで、最優先種のシオカラトンボとやり合っていました。
本種は内陸部には殆ど生息しない赤トンボですが、道南を中心に沿岸部では既にお馴染みとなりつつある大型のアカネです。
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信じる者は報われる!?-その3

2010年08月22日 | イトトンボ科
更に周辺を探すと、池脇の雑草地でアジアイトトンボを発見。旭川市内には生息しないイトトンボなのでやはりテンションアップ。どうやら発生のピークを迎えているらしく、交尾体を含め沢山の個体を見ることが出来ました。しかし、このイトトンボはかなり小型のトンボなので、ピントを合わせるのに苦労しました。
この他、旭川市内に生息しない種でオオイトトンボの姿も見られましたが、残念ながら撮影することは出来ませんでした。
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信じる者は報われる!?-その2

2010年08月22日 | ヤマトンボ科
通常この手の大型種はヤンマも含め、樹上の高い所に止まってしまうのですが、この個体の静止していた場所は池から急斜面になった場所に生える樹木の枝だったので、それが幸いし、斜面を登って至近距離からの撮影が可能となりました。もっとも、この個体は愛想がいいのか?かなり近づいても逃げることがなく、落ち着いて撮影することが出来ました。既に老熟していますが、複眼の美しさは健在です。
もう少し離れた場所にはルリボシかオオルリボシの交尾体も静止していたのですが、こちらは近づく前に逃げられてしまいました。しつこく通えば何時かはレアなオオヤマの交尾も狙えるかも知れません。知人の言葉を信じて良かった!
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信じる者は報われる!?-その1

2010年08月22日 | ヤマトンボ科
今日は「いっぱいトンボが飛んでるから行ってみるといいよ!」との言葉を信じ、知人の紹介で北空知管内にあるその別荘敷地内の造成池へ行ってみました。行くまでは睡蓮などが植えてある小さな池だと想像していましたが、現地に着いてビックリ!かなり大きな造成池で、更にその周りには中小5つほどの池がありました。一番大きな池では、旭川市内ではほとんど見ることの出来ないオオヤマトンボが飛んでおり、♂が5頭ほど縄張り飛翔をしていました。しかし、本種はホバリングをほとんどせず、水面上を早いスピードで一直線状に飛ぶので、今の私の技術では飛翔写真は無理。早々に諦め、周辺の樹木に静止個体や交尾体が居ないか、しばらく周辺を散策することにしました。しばらく歩くと、頭上の斜面に静止する大型のトンボを発見。ゆっくりと斜面を登り近づいてみると、なんと!オオヤマトンボの♂が!!
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