やはり、まだ時期的に早かったようです。もっと早い時間帯から落ち着いて撮影できるようになるのは9月に入ってから!北海道のマダラヤンマはこれからが本番ですね。 ということで、今週はマダラネタで攻めてみました。今週末は何処いこう?
交尾解消後、連結を解くことなく30秒ほどこの状態で止まっていましたが、しばらくすると連結状態のままガマ群落の中へ消えていきました。適当な産卵場所を見つけてから連結を解いたのでしょうか?その後の行動については謎です。
ほとんどの個体が海風に逆らうようにして、風の吹く方向に向かって飛んでくれます。なので、ホバリングというよりはむしろ風が強い分、風に押し返されるかたちで空中に停滞しているといった感じ。このような状況はオオルリボシに限らず、他のヤンマにも見られる光景ですね。
これ、ノートリです!オオルリボシヤンマの飛翔をこんなに大きく写せたのは本当に久しぶりのことです。旭川市内だとごく普通に見られるヤンマなので、普段は全く目も向けないのですが(笑)、普通種でもこれだけ大きく写せるとなかなか嬉しいものです。
日中の水辺はオオルリボシヤンマの天下です。しかし、強い海風の影響からか?晴天時の昼間はほとんどホバることの無いオオルリボシが、ここではホバー率が高い!マダラがなかなか現れないのでどうしようかとも思ったのですが、意外とオオルリボシヤンマが楽しませてくれました。
このギンヤンマ♂は死期を悟っているのか?かなり焦っている様子で、この他にも計3頭のオオルリボシ♀に無理やり連結していました。確かに道北では既にギンヤンマは終わりの時期を迎えているので、自分の子孫を残す為に必死のようです。結局この日に見たギンヤンマはこの個体1頭のみで、♀は現れませんでした。