旭川トンボ紀行

北海道旭川市を中心としたトンボの写真とその生態

ルリボシヤンマ

2018年09月26日 | ヤンマ科

縄張り飛翔


上と同一個体


目の前でホバリングを見せてくれた別個体。うまくフレーム内に収めることができました。この後、雨が降り出し・・・・

トンボシーズンもいよいよ終盤。今日は地元でルリボシヤンマの観察です。今時期は落ち着いて飛んでくれるので、撮影し易いですね。交尾写真が撮りたくて現地入りしたのですが、2時間粘って♀個体は現れませんでした。今週末は台風の影響で天気が悪そうなので、飛来種探しは10月に入ってからとなりそうです。天候に恵まれますように!
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おまけ写真・エゾトンボ

2018年09月19日 | エゾトンボ科
今回遠征のおまけ写真です。道路の上にひっくり返っていたエゾトンボ♂。特に外傷もなくこの時点ではまだ生きていましたので、恐らく車の風圧に巻き込まれて路上に落ちた個体と思われます。旭川近郊では、車に轢かれたアキアカネやノシメトンボ、オオルリボシヤンマが沢山路上に転がっていますが、ここでは路上で見つかるトンボの死体はほとんどがエゾトンボとルリボシヤンマ、少ないですがキバネモリトンボでした。
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次回は・・・

2018年09月18日 | トンボ科
写真:エゾアカネ♂

恐らく次の遠征からは、いよいよ大陸からの飛来種探しということになりそうです。昨シーズンはオナガアカネを沢山見ることができました。さて今年はどうでしょうか?毎年、マンシュウアカネやタイリクアキアカネの飛来に期待しているのですが、私の探す留萌管内では未だ発見できていません。オオキトンボも再発見できれば嬉しいのですが。
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マイコアカネ

2018年09月17日 | トンボ科






そして今回、私を最も驚かせたのがこのマイコアカネ。道内では生息地が限定されていて比較的珍しいトンボで、数年前、初めて現地に訪れた時には一切観察できなかったトンボです。しかも沢山います。特に♀個体が多く、老熟個体から最近羽化したであろう未熟な個体まで。環境からして、ここで発生しているとは思えないのですが・・・・・ムツアカネ同様、本種も雨を待って産卵するのでしょうか?それともすぐ近くに別の発生地があるのか?まさかエゾアカネと混棲しているとは。不思議ですね。
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リスアカネ

2018年09月16日 | トンボ科
今回、最も個体数が多かったのがリスアカネです。こちらも打空産卵を行いますので、ここでの生活史はエゾアカネとほぼ同じと考えられます。本種は午後になっても生殖活動を行いますので、交尾・産卵も観察することができました。
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エゾアカネ

2018年09月15日 | トンボ科
 

 

現地に到着したのが正午過ぎだったため、交尾・産卵を観察することはできませんでしたが、エゾアカネ♂はそこそこの数を見ることができました。しかし、いくら探しても♀の姿が何処にもありません。生殖活動以外では、周囲の樹上で生活しているようです。
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目的の赤トンボ

2018年09月15日 | トンボ科
今回の目的はこのエゾアカネです。湿地性のトンボですが、本種は産卵期にほぼ乾ききってしまった湿地においても積極的に産卵します。打空産卵を行いますので、卵は乾いて枯れたスゲ類をうまく通過し、湿り気の残る地面まで到達できるのでしょう。そして、翌春孵化した幼虫は雪解け水が残っている間に成長し、渇水期を迎える前に羽化するというわけです。
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ムツアカネ

2018年09月14日 | トンボ科






今回訪れた湿地ではムツアカネを見ることができました。湿地自体はカラカラに乾いていて、足を力強く踏み込むとじわ~っと水気が出てくる程度の感じです。話によるとこの湿地は、ほぼ雪解け水だけで成り立っている場所のようで、7月まではそこそこの水量らしいですが、8月に入ると完全に干上がってしまう環境です。ムツアカネは打水・打泥産卵を行いますので、このような乾いた環境は産卵に適さないと思うのですが・・・・ある程度のまとまった雨を待ってから産卵するのでしょうか?
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アカネの季節

2018年09月13日 | トンボ科
本日、道北の幌延町へ秋のアカネ類を見に行ってきました。本当の目的はマダラヤンマだったのですが、生息地へ行ってみるとほとんど確認することができず、そこから更に1時間かけて急遽北上することにしました。最近はネタ切れ状態なので、数日に分けてアップしていきたいと思います。
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ナツアカネの産卵

2018年09月04日 | トンボ科

交尾飛翔


連結産卵

ナツアカネの産卵ピークは11時~12時にかけてでした。午後になると徐々に摂食行動に移行し、13時を過ぎた頃にはほとんど異性に対して興味を示さなくなりました。アカネ類の多くは主に午前中を中心に生殖活動を行いますので、このナツアカネも午後になると摂食や日光浴中心の生活となるようです。因みに、マユタテアカネやリスアカネは午後になっても積極的に生殖活動を行います。
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ナツアカネ

2018年09月04日 | トンボ科






ナツアカネを見に行ってきました。旭川市内には生息しないトンボですが、車で1時間ほどの砂川市では沢山見ることができます。このトンボも近年、北限が少しづつ上がってきているように感じます。まだ深川市には到達していないようですが(未調査)、近い将来、旭川市内でも見られるようになるかもしれません。
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