毛深く背棘、側棘が共に無いので同属幼虫とは同定し易く、本種は国内でも大雪山系標高1000m以上の高山帯にのみ生息する特殊な生態を持つトンボです。普段は泥をかぶって生活しているので、ぱっと見はシオカラ属の幼虫に近い印象を受けます。成虫の発生個体数にばらつきがあり、その年の天候により、多く見られる年とほとんど見られない年があることから、幼虫はある程度成長・羽化の制御ができると考えられています。
注)画像は7年前にコンパクトデジカメで撮影したデータを修正したものです。
注)画像は7年前にコンパクトデジカメで撮影したデータを修正したものです。