旭川トンボ紀行

北海道旭川市を中心としたトンボの写真とその生態

アキアカネの産卵-その2

2024年11月03日 | トンボ科
ここ2週間、週末の天気が悪く撮影に出ていませんでした。
今日も太陽の覗く時間は2時間ほどと、ごく限られた時間でしたが、タイミング良く正午前後で晴れてくれたので、アキアカネ達の
元気な姿を見ることができました。それにしても本種は本当に寒さに強いトンボですね。
本日の旭川市内は最低気温が3℃、最高気温も10℃までしか上がりませんでしたが、多くのカップルが産卵していました。


産卵時、♀の方は朝露に接触するためか、びしょびしょの状態となる個体がほとんどでした。


連結産卵


連結飛翔

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ノシメトンボの産卵

2024年10月09日 | トンボ科
ノシメトンボの産卵も多数見られましたが老熟個体が目立ちました。
やはりアキアカネよりも早く没する本種は、既に発生末期にさしかかっているようです。


連結産卵


連結産卵


♀の静止産卵と♂の警護飛翔
♀は静止した状態で産卵。♂はその上で警護飛翔を行っています。極普通種ですが、なかなかお目にかかれない光景。


今回の撮影環境
手前の水溜まりでアキアカネが、周辺の草地でノシメトンボが産卵していました。ナツアカネの姿は確認できず。

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アキアカネの産卵

2024年10月08日 | トンボ科
初心に戻り、望遠レンズを使って久しぶりに地元でアキアカネの産卵シーンを狙ってみました。
トンボ写真を始めた頃は、こうしてアキアカネやノシメトンボのカップルを被写体に、飛翔撮影の練習を何度も繰り返したものです。
実際に撮影してみると分かるのですが、連結産卵する♂と♀両方にピントを合わせるのは意外と難しいです。


連結産卵(赤化色型♀)


連結産卵(褐色型♀)


連結産卵


完全にピンボケですが、アキアカネ♂とノシメトンボ♀の異種間連結・産卵とそれに絡むノシメトンボ♂


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タイリクアカネ

2024年09月27日 | トンボ科

連結産卵


成熟♂


交尾
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キトンボ

2024年09月16日 | トンボ科
私の好きなアカネの1つキトンボ。このトンボを見るとレンズを向けずにはいられません。本当に美しいアカネです。


成熟♂


半成熟♂


成熟♀

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異種間連結・産卵

2024年09月10日 | トンボ科
ミヤマアカネの撮影中、違和感のあるカップルを発見。ミヤマアカネ♂とノシメトンボ♀による異種間連結でした。
タイトルで・産卵としたのは、ノシメ♀はしっかりと産卵をしていたからです。卵を落とす瞬間は撮影できませんでしたが、確かに産卵
しているのを確認しました。ということは事前の交尾も成立していた??


ミヤマアカネ♂とノシメトンボ♀の異種間連結・産卵


途中で休む同一カップル


ミヤマアカネ♂(静止型の縄張り)


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ミヤマアカネ

2024年09月09日 | トンボ科
隣町、比布町へミヤマアカネの様子を見に行ってきました。
この場所は数年前に偶然発見した、採石場にできた小さな掘削池で、絶えず岩盤から水が染み出しています。上川管内では唯一「温泉地以外」で
本種が発生している大変貴重な生息地になります。


交尾


岩盤の斜面から染み出す水に産卵するカップル


岩盤の小さな水溜まりに産卵するカップル


産卵中のカップルに襲いかかる別♂

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ナツアカネの産卵

2024年09月07日 | トンボ科
旭川市内ではほぼ水田で産卵する本種。個体数は非常に多いのですが、私有地に侵入して撮影することはできないため、砂川市まで行ってきました。


連結産卵


連結産卵(背後にノシメトンボ♂が迫っています)


♀の単独産卵と♂の警護飛翔(縦トリミング)

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リスアカネ

2024年08月17日 | トンボ科
旭川市内でリスアカネの撮影を行いました。
市内では発生個体数が少なく、なかなか産卵行動が観察・撮影できていませんでした。


成熟♂(静止型の縄張り)


連結産卵


連結産卵(上と別カップル) ノシメトンボ、ナツアカネと同様の打空産卵を行います。


♀の単独産卵
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コフキトンボ-その3

2024年07月25日 | トンボ科
♂個体


未熟♂:シオカラトンボやシオヤトンボとは異なり、羽化後すぐに粉を吹き始めると言われています。


成熟♂:若い個体


成熟♂:完全に成熟した個体は腹部に黒い染みの出る個体が多い。


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コフキトンボ-その2

2024年07月24日 | トンボ科
コフキトンボの♀個体。
道内で見られる♀個体は、ほとんどがミヤマアカネのように翅に帯状の褐色斑紋の出る「オビトンボ型」。
極稀に♂型と呼ばれる♂のように粉を吹き、翅が透明になる個体が出現します。


未熟♀:翅脈が赤く非常に美しいですね。翅だけ見ると、確かにミヤマアカネに似ています。


成熟♀:成熟した♀個体は褐色味が強くなります。


♂型♀:道内では非常に観察例の少ない粉吹き型♀。運良く出会うことができました。
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コフキトンボ-その1

2024年07月23日 | トンボ科
先週末はH氏の案内で道南にコフキトンボを撮影しに行ってきました。
北海道のコフキトンボは大沼・小沼でしか見ることができない大変希少なトンボ。似たような環境は他にもあるのですが、
なぜか?ここでしか生息が確認されていません。ホント不思議ですね。


未熟♀(オビトンボ型)


成熟♂


成熟♂

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ハラビロトンボ-その4

2024年07月18日 | トンボ科
ハラビロトンボネタ最後です。
この日最も驚かされたのは下の交尾体。未熟♂だと思って撮影していた♂個体が、突然♀を捕捉し交尾したのです。
黄色味が強く未熟な♂だと思った個体ですが、しっかりと性成熟は進んでいたようです。トンボの不思議。


交尾


未熟♂(完全な未熟個体)


縄張りを見張る♂ 
ハラビロトンボ♂といえば、やはりこの額面に輝く金属光沢のある青い斑紋です。美しいですね。

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ハラビロトンボ-その3

2024年07月17日 | トンボ科

縄張り飛翔
時折海から強い風が吹き込むので、飛翔写真はその時がチャンス。


縄張り争い


縄張り争い
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ハラビロトンボ-その2

2024年07月16日 | トンボ科
♀も次々と産卵に来るため、被写体には困りませんでした。
今週はハラビロネタが続きます。


♀の産卵


♀の産卵(上と別個体)


タンデム飛翔(トリミング)

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