成熟間もないアジアイトトンボの♂。旭川市内初記録です! しかも道内での終見記録も2日ですが更新してしまいました。先週は-1℃、-2℃、-4℃と氷点下日が3日間も続いたので、それに耐えたのですから大したものです。どこからやって来たのか?旭川市近郊では本種の生息地が無いので飛来ルートについては謎ですが、どこかに発生地があるのかもしれません。来年、この場所から発生しているのか?詳しく調べる必要がありそうです。今回発見できたのはこの♂1頭のみでしたが、来季の楽しみが一つ増えました。
昨日、ルリボシヤンマが生き残っていないか湿地に足を踏み入れると、足元から小さなイトトンボが飛び出しました。なぬ!?こんな終盤にイトトンボとは珍しい!と思い良く見てみると、なんとアジアイトトンボじゃ~ないですか!!? 旭川市内では過去に記録の無いトンボです。
天気予報が変わり、土日は天候に恵まれました!昨日は午前中は曇っていたのですが、午後からは晴れ間も見え始め気温もぐんぐん上昇。特に今日は20℃超えのこの時期にしては異常な暑さ。早速先週の湿地へ行ってきました。さすがに先日のマイナス4℃には耐えられなかったようで、ルリボシヤンマの姿は見られませんでした。残念!先週に比べるとずっと景色が茶色っぽくなってしまいましたね。
下写真とは別の個体。昨日見たルリボシヤンマは♂が3頭、♀が2頭の計5頭。旭川市内は水曜日に最低気温がマイナス4℃まで下がり、雪の降る予報となっていますので、彼らが週末まで生き残れる可能性は極めて低いでしょう。今週末は天候があまり良くない予報となっていますが、予報が変われば、また見に行ってみたいと思います。
しばらく待っていると突然頭上から現れた、まさか!のルリボシヤンマ♂。今年は本当に寒い日が続いていたので、ルリボシヤンマがまだ生き残っているとは思いませんでした。これでアキアカネどころではなくなってしまったのですが(笑)、やはり時期的なものでしょうか?縄張り飛翔する時間は短く、出たり入ったりを繰り返しています。結局、至近距離から撮影することはできませんでしたが、ルリボシヤンマのおかげで思った以上に楽しむことができました。
市内で生き残っているトンボは、もうアキアカネとノシメトンボぐらいなものです。そう思ってアキアカネの産卵を狙って丘陵地にある放棄水田にやってきました。ここ数日は毎朝霜の降りる日が続いていたのですが、さすがはアキアカネ。まだまだ多数の個体が生き残っていました。一番いい場所に陣取って、産卵にやってくるカップルを待っていると・・・・・・・・・!!
今日の旭川市内は最低気温がマイナス1℃を下まわりましたが、日中は気温が上がり穏やかな一日となりました。今年は9月に入ってから天候に恵まれず、気温も一気に下がってしまったので、なかなか撮影に出れずストレスがたまっていたのですが、久しぶりに晩秋のトンボを楽しむことができました。大雪連邦の山頂はもう真っ白です。