旭川トンボ紀行

北海道旭川市を中心としたトンボの写真とその生態

ギンヤンマ/終齢幼虫

2011年11月24日 | ヤゴ(幼虫)
先のルリボシ、オオルリボシ幼虫とも似ていますが、ルリボシ属の幼虫は頭頂部が平坦な形をしているのに対し、このギンヤンマ属は流線型で滑らかな形をしています。また、体色が緑がかった個体が多い印象を受けます。道内に生息する北方系のトンボと違い、成長が早くかなり攻撃的な性格をしていますので、他のヤゴと一緒にすると全て食べられてしまうことがあります。 正に「混ぜるな!危険!!」という言葉がぴったりなヤゴ(笑)。恐るべし・・・・・・・・・・
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オオルリボシヤンマ/終齢幼虫

2011年11月24日 | ヤゴ(幼虫)
ルリボシ幼虫と良く似ていますが、頭部、胸部の側線に沿って淡い縁取り線のような模様と、手足にマダラ模様があるので、良い区別点になります。市内では最も見付け易いヤゴの1つで、止水環境で網に入る「ヤンマ型」のヤゴはほとんどが本種です。
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ルリボシヤンマ/終齢幼虫

2011年11月24日 | ヤゴ(幼虫)
旭川市内では森林内の小さな水溜りや小規模な溜池に多く、開けた池沼環境からはほとんど見出すことはありません。全体的にツヤっぽい体表でオオルリボシヤンマと良く似ていますが、手足にはマダラ模様が認められず、側棘の数で同定可能です。
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オオトラフトンボ/終齢幼虫

2011年11月21日 | ヤゴ(幼虫)
手足の長いやや大きめのヤゴで、腹部のマダラ模様がとても特徴的です。道内では平野部の浮葉植物の豊富な池沼に生息し、普段は比較的深い場所で泥に浅く潜るようにして生活しています。本家の?トラフトンボと良く似ていますが、一回り大きく側棘が長いことで区別できます。
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カラカネトンボ/終齢幼虫

2011年11月21日 | ヤゴ(幼虫)
手足に細長いうぶ毛が沢山生えた、なんとも奇妙な容姿のヤゴですね。体型的にはエゾトンボ属のヤゴと良く似ていますが、胸と腹部の黒条がはっきりとしておりストライプ状に見えるので、エゾ属との良い区別点になります。背棘はありません。
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タカネトンボ/終齢幼虫

2011年11月21日 | ヤゴ(幼虫)
幼虫は森林内の薄暗い池沼環境で育ち、底に溜まった落ち葉などの下に隠れて生活しています。複眼がサングラス状で手足が長めなのが特徴で、背中には明瞭な背棘があります。これと非常に良く似たヤゴにキバネモリトンボ/モリトンボがいますが、確実に見分けるポイントが無く、混棲地では羽化させてみないと分からないほどそっくりです。
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ヨツボシトンボ/終齢幼虫

2011年11月21日 | ヤゴ(幼虫)
成虫同様、毛深くいかにも頑丈そうな体型のヤゴですね。シオカラ属のヤゴともよく似ていますが、本種は頭幅があり、よりがっしりとした体型をしています。普段は泥の中に浅く潜るようにして生活しており、乾燥化の進んだヨシやガマの多い池沼環境を好むようです。
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シオヤトンボ/終齢幼虫

2011年11月16日 | ヤゴ(幼虫)
シオヤトンボも泥の中で生活しています。成虫共にシオカラトンボと良く似ていますが本種には背棘(背中のトゲ)が有るので、その有無でシオカラトンボと区別します(シオカラには背棘が有りません)。 う~ん、これにオオシオカラが絡んでくるとちょっと厄介なのですが・・・・・・・・・・・・
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まずは普通種から、シオカラトンボ/終齢幼虫

2011年11月16日 | ヤゴ(幼虫)
普段は泥の中に潜り込んで生活しているので、採集時はドロドロの状態で見つかることが多く、写真の個体のように体に泥が付着してしまっている場合がほとんどです。今回は綺麗に洗い流すことはせず、あえてそのままの状態で撮影しました。
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オツネン越冬個体-その2

2011年11月12日 | アオイトトンボ科
ちょっとした隙間に入り込んでいるだけの個体も多く、この状況から判断すると、彼等はまだ活動/移動する気満々のようです。本格的な越冬状態に入るのはもう少し後なんですね・・・・・・・・・・強いな~。
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オツネン越冬個体-その1

2011年11月12日 | アオイトトンボ科
ヤゴついでにオツネントンボの様子も見て来ました。本当は集団越冬しているところを撮影したかったのですが、残念ながらそのような場所を見つけることは出来ませんでした。集まっていてもせいぜい3~5頭ほどでした。
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久しぶりの・・・・・・・・・

2011年11月12日 | 観察記録・日記
今日は少し暖かかったので、トンボの幼虫(ヤゴ)採集に出かけました・・・・・・・・・・・
地元のフィールドで真剣にヤゴ掬いをするのは本当に久しぶりのことです。もう北海道は冬の季節に突入していますので、1日でどれだけの種をクリアーできるか少々不安だったのですが、意外と多くの種の終齢幼虫を採集することができました。 撮影した写真は順次アップしていく予定ですので、興味のあるマニアックな方(笑)は楽しみにしていて下さい。
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カオジロトンボ

2011年11月07日 | ヤゴ(幼虫)
本種は成虫もそうですが、幼虫はアカネ属のヤゴによく似ています。
しかし、今時期の旭川市内ではアカネ系のヤゴは存在しませんので、このタイプが捕れれば全てカオジロトンボということになります。体色がやや薄く、なんか頼りない感が漂っていますね(笑)。 写真/同一個体
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幼虫写真に挑戦!

2011年11月07日 | ヤゴ(幼虫)
さすがにここまで来るとトンボネタも尽きてしまったので、ヤゴの室内撮影に挑戦してみることにしました。
幼虫の撮影は、元「ヤゴ屋」の私にとっては絶対にクリアーしておかなければならない課題だったので、ここへ来てやっと重い腰を上げてみたわけです(笑)。今までヤゴ撮影をしてこなかった理由は照明器具のセッティングや画像のレタッチ処理が面倒臭かったからです・・・・・・・・・・・・・元ヤゴ屋としては本当にお恥ずかしい限り(汗)。素人なりに色々考えて撮影してみましたが、けっこう楽しいことに気付いてしまいました。まだまだ精度には欠けますが、自分なりに納得のいく写真が撮れればと思っています。
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もう少し!

2011年11月03日 | トンボ科
おかげ様で、10月後半からは比較的良い天候に恵まれ、今のところ雪の降る気配も無く、アキアカネ達はまだ元気に飛び回っています・・・・・・・・・・・あともう少し! 穏やかな陽気が続いてくれるといいですね。
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