昨年の春だったろうか・・・
うちの毛の生えたおじょうさん
10歳を越したから、おばあさんかもしれない。
それが、まともに動かなくなって
食べなくなって・・・
病院につれていったら
脱水症状
だけだったら、良かったのだが
腎臓がひとつ、機能していない・・
(むしろ、腎臓が機能していないことが引き金で、
脱水症状をおこした)
落ち着いてからでも、
周1回は点滴が必要と告げられ
1年近く 点滴と3か月おきくらいに
血液検査・・・
2500gまでになっていた体重も
3300gになり
毛艶もよくなったころ
自宅で点滴することになった。
ところが、
2か月くらいは、おじょうさんもおとなしく、点滴をしていたのだが
3か月めくらいになったら
動く、動く。
猫用の小さい籠にいれて、点滴していたのだが
向きをかえたり・・・
で、点滴がはずれてしまう・・・
と、いうことが度重なった。
病院では、
ーおとなしくて、いい子ー
だったのだが
病院・獣医の話では、
多くの犬猫は、おとなしくしている。
そうで・・・
おじょうさんも、
おじょうさんなりに、
堪念していたんだろう。
ところが、
だいぶ、元気になったのが重なり
ーん?ここ、病院じゃない
あたしんち、だわー
おまけに、点滴うってるのは、医者じゃない
ーあたしの家来のくせに、なに、してくれるのよー
(餌をくれる、家来とおもっている節がある)
と、気が付いたのだろう。
点滴を打つのが、どうにも、ならなくなってきた。
そして、
もうひとつ、思ったのは
やはり、点滴は自然じゃない
(語弊があるが)
ぐったりしていた時に、
水をのませてやったら
大分、回復していた、と、いうのもあったので
栄養のあるものを、食べさせる(仔猫用の餌とか)
水分補給(水分の多い餌とか)
と、やっていったが
3300gあたりからの、毛艶以上にならない。
点滴とある意味一緒かと思ったが
仔猫用ミルクを与える事にした。
成猫にも使える(栄養補給)と、あるので
1日1回 30ccくらいを目安に呑ませることにした。
小さなシリンジ(病院がくれたもの)では、大変なので
哺乳瓶(猫用)を購入したが
乳首の先をかみちぎられ、先っちょは、食われた。
仕方ないので、シリンジを探したら
ホームセンターの農業・園芸資材の場所に売っていた。
何本か、サイズの違う物を購入しておいたが
正解だった。
やはり、安物?簡易的な物なので
使っているうちに
注入がきつく成ったり
反対に、どぼどぼ出てきたり
と、何度もの、使用には耐えられないようである。
捕まえられるのが
大嫌いなおじょうさんで、
最初のころは、逃げ惑ったが
思いきり、走れなくなっているので
やはり、堪念する。
それを、バスタオルでくるんで、
ミルクを与える。
どうしても、空気を飲み込んでしまうので
げっぷをだしてやって、
バスタオルから、開放する。
かれこれ、半年以上か。
毛がふさふさして、肉ももっちりと、ついてきた。
おまけに、最近は
ー捕まるのは嫌だけどー
ミルクが欲しい、と、いうことらしく
なにをやっても
(ドライフード・ウェットフード・おかか混ぜドライフード)
いらない・・・そばに来て
@にゃあああ
ミルクがほしいというのが、
日に2回・・・に、なった。
ミルクを飲んだら 普通の餌も食べる。
年齢的なものと
腎臓の関係から
負担がかかる餌(ドライフード)を
避けたがるのだろうとも思う。
猫は1日180ccくらいの水を飲むという。
(個体差や餌の水分量にもよるだろうけど)
1日2回60cc・・・
水ものみにくくなってきてるのかもしれない。
たんに、横着になっているのかもしれない。
30ccでも・・・あの小さい舌でぺちょぺちょのんだら
たいへんな労力なのかもしれない。
そこそこ、元気で
粉ミルク1缶 二か月くらいだろうか
1500円ほど。
点滴を自分で打っても、
2か月と、定期検診で
1万円ほどかかり、かつ、逃げて打てない。
病院まで行くと1週間に1回だが
仕事が入ったり、用事他で行きそびれる
きちんと、いったら
2か月で2万円は越す。
金を惜しむわけではないが
待ち時間、往復時間 と、2時間以上費やし
バスケットに長く入れておかれないので
ついでに、用事はしにくい。
家で、ミルクなら
5分~10分もあれば、のませてやれて
点滴をしている時より
毛艶も体重も良くなった。
おまけを言えば
@にゃあああ
ミルクがほしいというのが
かわいいwwww
はい、家来でも、なんでもなります。
猫なで声とは、よく言った物だ。
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