リスもかっていた。
番でかっていた。
業務用のラップ の芯をねぐらにしていた2匹は
やがて、とても可愛い3匹の子リスをうんだ。
尻尾はふくらんでなくて、亀みたいに両手両足をひろげていたけど、
ゲージがおおきいせいで、よく下に落っこちてしまうのをひろいあげてやったもんだ。
いつものように子リスを拾い上げてると、
近所のおばさんがうわさを聞きつけてリスを見せてとやってきた。
「かわいいね~~。尻尾まだふくらんでないんだねえ~~」
「うん」
「ふ-ん。いつ、卵からかえったの?」
「・・・・」
私は優しい人間だった。
「あの、ラップの芯の中でうまれたから、よくみえなかった」
ときとして、事実にふれないほうがいいということもある。
リスの子は可愛さとともに私に人との付き合い方も伝授してくれた。
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