つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

「成瀬」

2024-12-28 06:54:19 | 日記

全国的にはどちらが有名なのだろうか、格安うな重の「うなぎの成瀬」と、宮島未奈さん著作中の「成瀬あかり」。

おいらはどちらも好きで、諸氏が成瀬中毒になる気持ちもよくわかるつもりだ。

だが今日は、うなぎは脇において「成瀬あかり」の方について。

 

◆諦めずに楽しい人生を送る

 前作の「成瀬は天下を取りに行く」には、衝撃を受けた。

 久しぶりに痛快な小説?だったと思う。

 待ちかねた今回は、「成瀬は信じた道をいく」だ。

 あいかわらず滋賀県のローカルなスポットというか、話題というかがちりばめられていてそれらも興味深い。

 膳所(ぜぜ)駅だとか、ミシガンクルーズとか、琵琶湖親善大使とか、ゼゼカラ(膳所から世界へ)とかだ。

 

 あかりは独特の生き方・考え方のようだ、マイペースと言ってもいいのかもしれない。

 そんな行動は、すぐには理解できない人も多いのかもしれないな。

 それでも、次々とやりたいこと=楽しいこと=目標をみつけてあきらめずに行動する。

 そんなあかりの行動力に、思わず引き込まれてしまうのはおいらだけではないだろう。

 豆知識も得られた。

 京都や滋賀の人には常識なのかもしれませんが、京の都に近い琵琶湖は近江(おうみ)、

 対して都から遠い浜名湖は遠江(とおとうみ)と言うのだそうだ。

 別にお勧めはしませんが、読めば面白く痛快なことは請け合います。