おいらのお正月の楽しみは、まずは昼間からのちょっと高級なお酒に雑煮、次いでこたつに入ってTVを見ながらのミカンだ。
今年もなんとかそんなお正月を堪能できたかな。
そしてそんなミカンについての、中国のことわざだ。
◆分けて食べてもミカンの美味しさは変わらない
中国系の方々に仲間入りさせてもらい、週末の朝に公園で太極拳を練習しました。
その後は、よく皆さんと飲茶に行きました。
何種類かの点心が次々と運ばれてきます。
持参のハサミで、それらを小さく切り分ける人もいます。
それらのすべてを、酢につけてから食べる人もいます。
あるお医者さんは、お湯を頼んで点心を洗ってから食べます。
料理ごとに何種類ものお茶を変える方もいます。
そう、多種多様な趣向の方々と分け合って少しずつ味わうと、ひときわ美味しく感ずるのです。
分かち合えば味わいが増し、人との絆も深まり、その結果心までが満たされるのです。
だから、このことわざがよく分かります。
分けて食べてもミカンの美味しさは変わらないのです。
→そうですね、ついやりがちな独り占めは結局は心が不幸になるのかもしれませんね。