偉人・先人の類の言葉は、有難いものではあるが、実践はなかなか難しいものもある。
だがそんな中で、米国の脚本家・劇作家のウィルソン・ミズナーのこの言葉は、
極めて現実的に実行できるものだと感じた。
◆人生の上り調子のときに会う人にはいつもよくしておきなさい、
なぜなら下り調子のときに会うのも、やはり同じ人だからです
自分のことを強運だと信じている人も、実は人生では浮き沈みがあるものらしい。
松下幸之助翁は、私ほど運のいい人はいないと言っていたし、
高杉晋作は、人生で困ったことなど一度もないと言っていたそうだ。
だが傍から見ればそんなことはなく、彼らも苦しんでいた時代もあったようだ。
だが彼らが違ったのは、上り調子のときの人付き合いが良かったのだろう。
下り調子になっても、天の助けのような人が現れたり、部下が急成長したりする。
良い時代に、偉そうな態度や冷たい態度は避けた方がいい。
その時に会った人たちが、人生のどん底から立ち上がるときに力となってくれるのだから。
→たしかにおいらも、親しくしていた子会社の方に、
工期で困っていたときに、思いがけず助けられたことがあったっけ。
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