奥の手はこれ

日々の生活でも仕事でもとんでもないアクシデントに遭遇することがある。
あれこれ対応したり、思いを巡らせてみても、まったく解決の糸口さえ見つからない。
そんな時の、とっておきの対処方法があるという。
それはこうだ。

◆「放っておく」のが問題解決の「奥の手」のひとつ
　唐突ですが、クルミの実を手を触れずに割ることができるでしょうか。
　足で踏んでも、簡単には割れないはずです。
　答えは、クルミを地面に埋めるです。
　土に埋めると、あら不思議。何日もしないうちに自然に殻が割れて、地上に芽が出てくるのです。
　凝り固まった問題でも、ヘタに手を出すより、やんわりと土に埋めてしばらく放っておくと、
　問題のほうから勝手に殻を破ってトラブルを解消してくれることがあるものです。
　つまり、「放っておく」というのは問題解決の「奥の手」の一つというわけです。

　そうそうもうひとつ、人間にも当てはまるそうです。
　「どんなに硬い殻でも、本人に成長する気持ちがあれば、簡単に殻は割れるものだ」そうです。

　「放っておく」という表現が気に入らない方もいらっしゃると思います。
　そんな時は、こう考えましょう。
　「立ち止まって見える景色もたまにはいい。焦らずに休めばいい。」