よく聞く先人の言葉に、「日々の生活に感謝して生活しなさい」というものがある。
むろん、人に助けられたりすれば、当然に感謝の念は沸く。
そうではなく、なんでもないような日々の暮らしで感謝をするというのは、あまりピンとこない。
だがそれは、こういうことらしい。
◆有ることが難しいから、ありがたいのだ
おいらも含めて多くの人が誤解しているのは、感謝に値するものがないわけではない。
感謝に値するものに、気が付かないでいるだけだ。
日々の生活が「当たり前のものではない」と気づいたとき、感謝の言葉が口をつくもの。
毎朝眠りから覚めたとき、その目覚めに感謝しただろうか。
生きているのが当たり前、目を覚ますのが当たり前ではないはずだ。
眠りについたまま、翌朝目を覚まさない人は多数いるはずだ。
だから、陽が昇ることも目が覚めることも当たり前のことではないと気づくべきだ。
そこに気づけば、日々に感謝しないではおられないもの。
当たり前だと思っていたことが、当たり前のことではないと気づいたとき、世界の見え方も自身の生き方も変わる。
→そうか、日々に感謝するとはそういうことだったんだ。
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