「国際エコノミスト」、いままで聞いたこともない肩書だ。
なんか立派そうで、それでもなんとなく胡散臭くもある肩書だ。
ただ単に、おいらが無知なだけかも知れないのだが・・・
それでも株式相場に関して主張されていることには、一定の同意感を感じました。
他社・他者の考えをわかりやすく解説してくれる今井潔氏だ。
◆バフェット指数
バークシャーハサウェイ社の、オマハの怪人ことウオーレン・バフェットの指数の考え方はこうだ。
その国に上場している企業の時価総額は、その国のGDP(国内総生産)の約80%水準が妥当である、というもの。
ところが、80%であるべきバフェット指数は、米国は近時点で156%と完全にオーバーバリュー(割高)の状態だ。
一方で、トルコの生んだ天才エコノミスト、エミン・ウルマズはこう言う。
米国S&P500の配当利回りは1.7%に過ぎない(歴史的な低水準)。
米国債券はどうかというと、4%以上を得られる。
ということは、バフェット指数により、値上がり(キャピタルゲイン)を得られにくくなった株式の、
配当利回り(インカムゲイン)のみを考えれば、米国株式の投資妙味は低いということだ。
今井氏は解説するのみなので、ここからどしろうとのおいらも参戦する。
現在の歴史的円安レートから10%円高になれば(かって40%ほどのブレもある)、
1.7%どころか、4%あっても、評価益はマイナスになってしまう。
ということは、そこから得られる結論はこうだ、ドル資産は投資妙味は低い。
どうやら、ドル資産に投資すべきなのは、昨年までだったようです。
10年20年先ならばはわかりませんが、ここ数年ならば円資産に投資すべきなのでしょうね。
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