顧客による暴言や理不尽な要求などの迷惑行為を「カスタマーハラスメント」=カスハラと言うそうだ。
実はそれが大変な広がりをしていて、東京都はカスハラ防止条例の制定を目指しているという。
ただでさえ人手不足の折に、カスハラで退職する例も数多いという。
なので、政府も従業員を保護する対策を企業に義務付けるなどの法改正を検討しているそうだ。
◆この件の諸悪の根源はこれだ
かって昭和の時代に、ある芸人がこう言った。
「お客様は神様です」。
その時点でのお客様は、たしかに神様だったのだろう。
だが、神様はエスカレートしてこんな行動に出ている。
・長時間にわたりクレーム対応を強いる。
・電話で繰り返し同様の問い合わせをしてくる。
・モノを振り回したり、ドアを強く開け閉めしたり、蹴り飛ばす。
・異常に接近し、××するぞと脅す。
・自分の権威を振りかざして、文書での謝罪を求める。
・自宅や、特定の店舗に呼び出して、クレームを言う。
・ネット上で名誉を棄損したり、プライバシーを侵害する。
・身体に触れる、性的な発言をする。
なので、日本カスタマーハラスメント対応協会(こんな組織があるんですね)は、こう言う。
「お客様は神様」ではなく、「お互い様」なんです。
→なるほど、お互い様の精神、大事にしたいものです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます