人間が変わる

誰しも、何かしらの向上心はあるはずだ。
やれば出来る、だが自分はまだやっていない。
つまり、現在の自分に不満で、もっと出来るはずだと考えている。
そしてそんな時にやりがちなのが、「一念発起」だ。
だが、何かに行き詰ったり、何かを変えたいと思う時は、
「気持ちを変えて頑張ろう」と、精神論に頼るのは効率的ではないそうです。
元マッキンゼーにして経営コンサルタントの大前研一氏が教えてくれた。

◆人が変わるためには
　人間が変わる３つの方法（大前研一氏）
　・時間配分を変える
　・住む環境を変える
　・付き合う人を変える
　この３つでしか人間は変わらないそうです。
　さらに言えば、変わるために最も無意味なのは「決意を新たにする」ことだそうです。

　人の行動や考え方は、当人が意識せずとも環境に左右されているものらしい。
　住んでいる家や、街や、取り巻く周囲の人間に発想が制限されているのだという。
　したがって、何かを変えたいと思う時は、「気持ちを変えて頑張ろう」という精神論ではなく、
　すっぱりと、周りの環境を変えた方がいい。

　例示としては、引っ越しとか転職とか離婚なのだが、そこまでやるのは結構大変だ。
　なので、とりあえず旅行に出てみるのがいいらしい。
　その場合もあまり事前スケジュールを固めずに、行き当たりばったりの方が転地療法になるようだ。
　おお～　　おいらの温泉探訪旅行は、無意識だったけれど変身や成長に役立っていたんだ・・