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「技術革新」ではない

2022-09-05 06:42:13 | 日記
人類が継続して成長・発展していくためには、「イノベーション」が必要だという。
そこに異論はない。
で、その「イノベーション」なのだが、一般的には日本語で「技術革新」と訳すことが多いようだ。
だが、シリコンバレーのベンチャーキャピタル勤務の校條浩(めんじょうひろし)氏はその訳は適切ではないという。
もう少し詳しく聞いてみた。

◆イノベーションとは技術そのもののことではない
 イノベーションの本質は、技術や仕組みの「新結合」にあるのだ。
 だから、結合するものが技術である必然性はないし、使い古された技術でもかまわないのだ。
 「イノベーション」=「新結合」を起こすには、最初の課題設定自体に疑問を持つことがカギだ。
 そしてこれは、スティーブ・ジョブズやホリエモンの言っていることと同じだ。

 新しい技術を開発することは尊いし、困難なことだ。
 だが、使い古された既存の技術と別の何かを組み合わせて、全く新しいモノを生み出すのはさらに尊いことなのだ。
 それが「新結合」であり、「イノベーション」なのだ。

 →なるほど良くわかりました。
  なお氏は、元々小西六写真工業(現在のコニカミノルタ?)で、銀塩フィルムの開発技術者だったそう。
  そこからボストンコンサルティングにステップアップして、その後今の地位に就いたそうだ。
  デジタル技術とそれが生み出す「新結合」を素早く見抜いたんでしょうね。
 
 

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