人生は人が生きるではない

毎日毎日朝がやって来る。
人生はそんなもんだ。
それはそれでいい。
だが、その毎日をどうするのか。
のんべんだらりと過ごしても一日は過ぎていく。
これではいかんと、少し考えてみた。

◆人生を生きるとは
　フランスの哲学者ジャン・ジャック・ルソーはこう言う。
　「生きるとは呼吸することではない。行動することだ。」
　そうだったんですね。
　生きるとは、行動することで、行動とは自分の意思を持って動くことですよね。
　ただ呼吸してるだけじゃあ人が生きることにはならないようです。

　もう一人、フランスだけでは片手落ちなので、ドイツの小説家のジャン・パウルにも聞いた。
　「人生は一冊の書物に似ている。
　　馬鹿者たちはそれをパラパラとめくっているが、賢い人間はそれを念入りに読む。
　　なぜなら、彼は一度しかそれを読むことが出来ないのを知っているからだ。」
　う～ん　そうなんですよね。
　棺桶に入る直前に、人生は一度だけだということにハッと気づいても遅いんですよね。
　生きる目的なんて大上段からではなく、少しだけ注意深く自分の考えを持って生きることにしましょうか。