サイコロの目

子供時代は、お正月に大勢でゲームをしたものだ。
当時のゲームでは、サイコロをよく使った。
そのサイコロについて、出やすい目があるのか？と子供心に感じたものだ。
そして、サイコロを百回振って出目を紙に記録してみた。
多少のバラツキはあったものの、特段の差は認められなかった。
まあ、そんなこともすっかり忘れていたのだが・・・

◆サイコロの目には出やすいものがあった
　市販のサイコロは、表面の目の部分を削ることにより制作している。
　なので、目により削られる量が異なり、全体の重心が微妙に狂うのだと言う。
　結論を急げば、「５」が一番出やすい。一番沢山削られていて軽いからだ。また裏の「２」が一番重いからでもある。
　「１」は、少し大きく削られるので、「２」よりもやや軽くなる。なので「６」は、「５」に劣るわけだ。
　
　これは知りませんでした。
　ただし、この重心の微妙なずれはわずかなもので、本来の１６．７％に対し、０．１％程度のバラツキだそうだ。
　また、カジノで使われているサイコロは、この重心の偏りをなくす工夫がしてあるという（イカサマのない場合）。
　長い人生で、サイコロの目により運命が決まる場合には、「５」に賭けると良いようです。覚えておきましょう。
　そんな日は、来ないとは思いますがね。