このまま暖かくなってくれれば有難いのですが、
まだまだそうは行かんのかな??
さて、ホゾ穴の加工です。
いちいち一ヶ所づつ墨付けして、フリーハンドで
六拾六ヶのホゾ穴を掘ってたら、如何にトリマーでも
ウンザリして、失敗して、嫌になって、投げ出してしまい
(「ます」は、私)そうになると思いますから(チョッとひいき目)
まずは、治具を作りましょう、
では、このテンプレットガイドをどう使うかですが、
どこのトリマーも、これが取付けられるものは
木材に当たる、ベースが二重になっていて
小さなネジで、取り外しが出来る様になっていると思います。
このベースを一度ばらして、間にテンプレットガイドを入れ
ピッタリ、センターに合わせ、木材側に突起部が向くように挟んで
(勝手にセンターに来る様になっていると思います)
その突起部の穴からトリマーに取付けた6mmの
ストレートピットを出してやり、掘り込み深さを調整すれば
加工のためのトリマーの準備はOKです。
この時、テンプレットガイドの突起の先端が、トリマーのベースより
少しだけ出る様うになっています。
(メーカーや機種によって差が有ると思います)
この部分が「当り」になって、(十億・・・年末ジャンボか!?)
治具に開けた穴に沿って当たって、ホゾ穴の位置と大きさを
決めて行ってくれる訳です。
なので、治具に開ける穴は、19mm+ストレートピットの外縁から
テンプレットガイドの外縁迄の数ミリ分の二倍(ややこしい書き方)
多分、19+(3x2)=25mm位になるのではと思います。
(機種や使うストレートピットの大きさによって変わりますが)
穴の間隔、ピッチについては変わりませんので
図面通りで位置を決めて下さい。
(上の黒は横桟で、下の合板模様が治具です。)
で、こんな治具を作る訳ですが、穴を開ける
合板の厚みは、先のテンプレットガイドの
突起の出より厚い物にして下さいね(当然ですが)
後、合板の裏側に横桟を挟み込むように
二方に枠を付けて有りますが、これは
縦残を作った時に割り残った1x6の残りで考えてるので
19+38+19で合板の幅は76mmと言う事になるのですが
合板は、出来れば大きい状態で加工するほうが
定規を当てたりするのに便利だと思います。
(丸鋸定規を利用して45°の角度を取ってやれば)
長さの方が長いと良いのですが、なかなか
そんなに上手く切り残しは残っていないでしょうからね・・・
まッ、最終的には76mm幅の横桟と同じ長さに切り出して
(穴の位置がセンターからずれない様に上下左右注意して)
割り残しの枠をスリムビス等でビス止めしたら治具の完成です。
(治具の方が短いやんけ~!)(被せてんのが、解り良いかな~?)
で、横桟用の材の上に被せて、ビス止めしとくか
シッカリと握りしめるかして固定したら
先のセット済みのトリマーで、治具の穴の中を六十六回グリグリして
ホゾ穴を掘ります。
深さは、4mm 合板の厚みが有るので勘違いのない様に
一度、2xの端材とかで試し掘りをして調整しましょう
てな感じで、材料の加工は出来たのかな??
昨日、一昨日と又若干怪奇現象が起こっていたようで