このガゼボの絵を毎日少しづつ描いています
描く作業自体はPCがやってくれるので問題ないのですが
実際の施工の段取りで私自身が呆けちゃってるから
なかなか前に進みません・・・・情けない
さて、加工の続きを
今日は、この「2-L」の図面です。
部材のタイトル付きで上側に描いて有るのは
1/20の絵で、その下に書いて有るのは
拡大した1/10の絵です。
で、まずは、上側の「隅木」からですが、12f材なら
見ての通り二本取りにしても十分余裕が有るので
良い所取りで≒1600mmくらいに荒切りしてから
木口の斜め切りと、木刃の小返りを取って行きましょう
まずは、小返りから取って行きます。
材料の奇麗な面を裏向けにして
小返りを取る木刃面を右側にして
木材を縦に置いてやってその手前の木口の
右端下側に図面の1/10の絵に描いてある
左側の小返りの寸法6.5mmの墨を付けて
この墨と木材の右上角を結んだ線が
小返りの線(角度)になります。
で、この角度に丸鋸の刃の傾きを合わせ
ガイド定規を丸鋸に取付けて、
左側の木刃に沿って丸鋸を走らせ
右側の木刃を小返り通りに削ぎ落としてやります。
この時、木材自体が撓んだり、ガイド定規が
少し浮いたりしただけでも、随分と小返りの角度が変わります
慌てる事は無いので、ゆっくりと、慎重に作業して下さい。
又、切り込み過ぎて角度が深くなることが多いと思いますが
深くなった時は諦めるか、木材を新たに買って来て下さい・・・
浅くなった時は頑張って鉋を掛けて整えてやりましょう
かと言って、頑張り過ぎると材料が小さくなって
他の部材とバランスが合わなくなるので注意して下さい。
(頑張りと諦めのバランスが難しい)
小返りが取れたら、木口の斜め切りです。
まずは、全長の墨をします、≒1600mmで荒切りしたので
≒50mmづつの余裕が両木口に有るので
その分木口から逃げて全長の1503mmの仮墨を
取敢えず材料に垂直に曳いておいて
先程取り上げた、図面の左側の木口から
切って行きましょう。
まずは、木材の向きです、小返りを取った方の
平面を下にして、小返りの有る木刃を奥へ向けて置き
図面の左の木口が、現物の右にある思いで切ります。
図面の左の一番下にの左にある寸法13.5mmを
現物の仮墨の右下から取り、ここと右上とを結ぶ線を曳き
この線に丸鋸定規の角度を合わせ(≒5.5°)
丸鋸の刃は30°に傾けて、この墨を切ってやればOKで、
こちら側が水下で、鼻隠しが取り付く部分になります。
問題は反対側です。
こちらは当然、水上で逆勝手の隅木が合体しますし、
勾配を支える、小屋束とも合体するので
かなり精度がシビヤニなって来ますが・・・
簡単な切り方が出来ません????
(今度は本当に30°で切ります。)
まずは先ほどの木材を回して裏返して
図面通りの向きにして、図面の右端の一番下の寸法
47mmの印を付けて右の上の角と結んだ墨を曳きますが
小返りを取って有るので右上の角の位置が
裏に成っている面と表に成っている面で
ズレが出来ていますから注意して!
小返りの取れていない、裏側の面を基準にして
墨を付けて下さい、角度にして≒71°になります。
この墨が付けられたら一旦この墨を真直ぐに
切落します。
丸鋸で木口を30°に切り落とすには
木口に正対するように丸鋸を走らせるしか
手がないので(多分、スライド丸鋸を持ってる人は別)
この斜め切りした木口が垂直になる様に
19°の傾斜の付いた台を作って
この台自体を動かないように固定しといてから
ここへ隅木の木材をビス止めしておいて
シッカリ両手で丸鋸を持てるような状態にしておいてから
丸鋸にガイド定規を取付け一定のラインが切れる様にして
更に、丸鋸の刃を30°に傾けて木口の右側の角が
ギリギリ残る様に切り込んで行きますが
これだけ工夫して切り込んでも
丸鋸の刃を命一杯出してやっても
ギリギリ刃が届かない様に思います。
(大体、ここまでやること自体が、面倒臭いし!!)
・・・・・ツービーコンティニュー
アイルビーバック・・・・・
ダラダラ書きすぎた感じ 明日へ持ち越しますm(__)m