さて、今日は「桁」を取付けます。
昨日までにこんな塩梅に柱が立って、
梁でつないで、今日、桁を入れてやれば
もお、出来上がったも同然(気が早すぎ!)
まずは、内桁の2x4と外桁の2x6を
こんな風に組み合わせます。
木口の勾配を揃え、外桁の垂木欠きを
した方の木刃に内桁の木刃を揃え
65のコーススレット六本で
両端と中央、二本づつ打ち込んで
一体の物にしておきます。
この時、両端はあまり端に行き過ぎない様に
垂木欠きより内側へ入る様な位置で止めて置いて下さい
で、柱、梁に対する止め位置が
チョットだけ面倒で
諸事情有って、梁と高さくらい合わせて置けば良いのに
残念ながら上手く行かなくて50mm上へ持ち上げています。
(内側から見た絵)
こんな事になっています。
上へ向かって立ち上がっているのが
柱材の柱2の2x4で、右下へ出ているのが梁
段が付いて梁に当たっているのが
今から取付ける桁です。
前後の取付位置は先日の柱間の距離を
確認調整したときに書いたように
柱の外側(訂正「内側」)の角から≒17mmの位置を
尺金を使って記して置いて下さい
(ここには当たるはずの柱は有りませんからね?)
で、残り物の2x6を50mmに切っておいて
梁の上に乗せて、これと桁の高さを合わせて
先の17mmの墨に外桁の木口の(訂正「内桁の木口の
止めて行きますが、取敢えず仮止めにしておいて
一度、全部の桁を入れてみてから
調整しつつ止めて行くのが良いと思います。
一本づつ止めて行くと、全部の微妙な狂いが
一ヶ所に集中して大きな狂いに成ったりします
(タイヤのナットの締め付けと同じと思ってもらえれば・・・?)
コーススレッドを打込むのは、前の面からで
桁の下の木刃から25mmくらいと
木口から50mmくらいの所で
下穴を柱に向かって打ち込むように
斜めに開けて、止めておきます
こんな風に、順に止めて行くよりも
一ヶ飛ばしで入れて行く方が
狂いの出が少ないかも
(知らんけど?って、さっきのタイヤの話は何処行ってん?)
てな具合で全部の桁を仮止め状態で合せたら
17mmの墨と桁の木口の重なり具合を
全部の個所でほぼ同じになる様に調整して
先の90のコーススレッドを締め込んでやります
締め込み過ぎると
柱間の間隔や、梁と桁の接合部が
開いてくるので注意して下さい
それとまだこの時点では
桁が動くほどに締め込んでおく必要は有りません
(言葉のニアンスが微妙ですが、後で隅木が入って来るので)
と、ま~こんな感じですかね?
空中に浮いている物を止める様な感じになるので
桁の水平垂直を確保するのが難しいかと思いますが
兎に角、一ヶ所止めるごとに水平器を当ててみるとか、
隣り合った桁に水平器を渡してみるとかして
確認しつつ組み付けて下さい
では、今日はここまでですm(__)m
又明日m(__)m