今日は結局休校と言う事に成ったので
我々教職員も午後からボツボツと退校
三時ごろには農科の職員室も淋しい状態になって来て
(元々八人しかいませんが)
三時過ぎには我が師匠の仕事も終わったし
風雪も落ち着いたのでここぞとばかりに
早仕舞となりました
しかし、遠い昔の某国家公務員だった頃に見た
出雲の雪以来久しぶりに見る横向きに降る雪でした
(比べ物にはなりませんが、この辺りにしては大変な雪でした)
雪の量自体は少なかったですが、風はかなりきつく
以前の台風の時の様にハウスのビニールが飛ばされるのではないかと
師匠は心配していましたが無事だったようです
(蜜柑の木は又何本か倒れているのではと思います↷)
と言う事で、無事ネットも繋がっているうちに加工再開です
(又々同じ図面から)
今日は、方杖を加工します
形としては図面の通りですが、面倒なのはボルト用の穴の加工です
材料に対して45°傾けて穴を開けてやる必要が有ります
で、形から説明すると、全長は901mm必要なので
図面の様な裏返した様な材料の取方をしないと
6f材では長さが足りなくなります(ギリギリ足りるけど?ギリギリ過ぎ?)
・・・左側の絵で説明すると901mmを底辺とした
台形を作る様に両方の木口を45°に斜め切りしてから
穴を開ける側のトンガリの先から斜め切りした木口に沿って38mmの所で
斜め切りした木口に対して直角に切り落とします(右側の方杖の寸法参照)
で、問題の穴あけですが
寸法を斜め切りしたトンガリの先からで記入して有るので
斜め切りの先を切り落とす前に、墨を付けておいて下さい
右の方杖の絵で見てトンガリから138.5mmの所で
上側の横面のセンターへ墨を付けておいて
後は以前にもやった様に木材の端材を定規にして
(いい加減な絵ですが?)
こんな感じにして穴を開けてやれば・・・何とかなります
・・・?
要するに、真直ぐに切った端材の木口に垂直な墨を数本曳いておいて
その墨にドリルの錐を沿わせて縦にも横にも
垂直直角な穴を開けると言うやり方を
45°傾けてやってしまおうと言う事です
端材の木口を45°に斜め切りしておいて
その木口に数本、下側になっている面に対して直角な線を曳いて
この木口の面と線を定規にして穴を開ける訳です
(解る?)
と言う事で穴が開いたらこれも加工した部分の面を取って
仕上げればOKと言う事ですが
一応、確認の為に右側の方杖の図面に有る様に
右の木口に書き込んで有る寸法も墨付けしておいて
穴あけの際に錐が貫通した時
大きなずれが出ていない事を確認しておきましょう
(ズレが出てたらどうすんの?・・・知るか!教えろよ⁉何とかせいよ‼)
ドリルの錐が貫通する直前に、引き込む力が弱まるので
この瞬間にドリルを止めて木口側を覗いて錐の先が何処に在るかを確認
5mm前後以上墨からズレている様なら錐を貫通させずに戻して
木口側からフリーハンドで墨の位置に穴を開けます
錐は面の側から開けた穴に入って行こうとしますから
いきなり開けようとせず、木口の表面を削るだけ~
みたいな感覚でゆっくりと錐を入れて行くと何とかなると思いますが
どおしてもドリルやインパクトが暴れますから
機械をしっかり持って慎重に作業して下さい
以上!・・・後は施工の時にもお少し・・・
又風が強くなって、雪も舞い始めました
明日も凍れる一日になるようですが
皆様何かと気を付けてm(__)m
では又明日です