オートハーフ初期型(後期型)

ということで、お預かりの2台目
オートハーフの初期型(後期)です。
シャッターを下げる(押す)と、戻ってこないという症状とのことでした。
シャッターユニットの歪みとかなら直せないかもですが
チャレンジです!



とりあえずボディー表面をはずせました。
そでにここまでで疲れています(笑)



その疲れた理由が左上のマーキング部分
正面のボディを留めているφ1.2㎜くらいのネジ
ビクともしなかったので、ネジ頭を削って、とりあえずしのぎました。
と言ってもネジはもう使えません。

下の赤マーク部分は、強烈な錆部分です。
錆をある程度除去しつつマイナスドライバーの幾種かを試しましたが
ビクともしません。
『この個体の修理をギブアップしたい』そんな瞬間ですね。

多重露光にならないよう、シャッター押したと同時にそのレバーが
シャッターレバー下に入り込み、シャッター下がらないようにする物です。
ゼンマイが回るとこのレバーはまた戻る機構になっています。



とうとう買ってしまいました、ネジザウルス
さっきの錆びきったネジをはずす為に。
黒い方は多少の意味はありますが、衝動買いです(^^;)
(黒くって、なんか恰好良くないですか?(笑笑))



表面側のボディー裏にまで詐欺は付着していました。
整備個体ではあるようでしたが、前の持ち主が何かこぼしたのかな
錆びているのを見たのは初めてでした。



セレンはソーラーパネルに交換されていました。
ただ、全体的にプロではないと思われる作業
(僕も素人趣味ですが)



ということで
ようやくユニット毎まで分解完了となりました。
ボデイー留めていた隠しネジはピンバイスで削り落とし
シャッター強制停止用の方はネジザウルスのついでに買ったウォータープライヤーで
掴んで、回すことができました。

あとは
各ユニット毎に清掃し組み立て直して完了です。
(写真はありません)

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