このところ胡散臭いニュースが続き食傷気味のところ、テレビのスイッチは切ったままであったが、久しぶりにスカッとする話題に感動。
2歳児が救出された報道は、炎暑の中のこころの清涼剤であった。
大分県日出町の小畠春夫さん78歳。
「ボランティアとは自己完結で、見返りを求めない」と喝破。有言実行されている方で本来の日本人とみえる。
「『かけた情けは水に流し、受けた恩は石に刻め』。人の命は地球より重い」。これらの言葉は実践より言語化され含蓄があり、心の持ち方が違う。
明治の頃、日本に来た外国人が日本人に接して「誠実、真面目」などと日本人論を書物に紹介しているようだ。小畠春夫さんは、まさしく大和魂を身にまとっている方のようで、私は深く感動した。