The 理科ロマンスカー

人生を振り返りつつ見過ごしては禍根を残すであろう事柄に着目。
日本の正義・倫理・規範・疑惑等々婉曲的に発信。

「思考力・判断力・表現力等」の捉えについて・・・その2

2018-10-11 08:14:11 | 日記
その2 大人の事例では
(1) 日常生活の卑近な事例から「思考力・判断力・表現力」を考察する




 起床後「外を眺め曇っている」ことを視覚で認識します。その際瞬時に脳にある既有の知識・情報・経験・技能等を引き出し照らし合わせ処理すると思われます。すなわち認識した現象と既有のものとを「比較したり、関係(結び)づけたり、因果関係で考えたり」するわけです(思考力)
「これから外出する。曇っているから雨が降りそうだ」と過去の経験より比べて予測します。「傘を持っていくか、いかないか」を思案します。「重いけど雨に濡れるのはいやだ。傘が必要」などと適切な考えに至ります(判断力)。「だから傘を持参しよう」と傘を用意します(表現力)。話したり、書いたり、行動に移したりなどを表現と呼びます。

 これら一連の過程より、「曇っていたら雨が降りそうで、傘を持って外出すると濡れることはない」の知識・技能が更新、強化されます。このことを図に示しています。