プロ野球・楽天イーグルスの田中将大(まさひろ)投手が、開幕から16連勝の日本記録を樹立し話題になっている。実は私も昨夜、楽天の試合をCSテレビで観戦したが、プロ野球の試合を見るのは何年ぶりだろうか。それほど野球は好きでなくなったが、昨日は特別だった。
開幕16連勝というのは、あの有名な稲尾和久投手以来56年ぶりだそうだが物凄い記録である。56年ぶりの記録もそうだが、半世紀前とは、今のプロ野球のレベルが格段に違うので尚更だ。昔はちょっと強かったり勝れていると、チームでも投手でも打者でも優秀な成績を残したが、今はレベルが上がっているので、圧倒的な差がないと記録は無理である。それで16連勝というのは驚きだ。
つまり、田中投手は目下“16勝無敗”ということだ。ちなみに防御率は1,20と断トツである。野球は団体競技・総合競技だから、田中投手(以下、マー君と呼ぶ)がいかに頑張っても、味方のチームが最低1点を挙げなければ相手に勝てない。また、いかに好投していても、味方の野手がエラーばかりしていては相手チームに勝てないのだ。
だから、大相撲では強い横綱が69連勝とか63連勝もするが、野球では63連勝などとても無理である。総合競技というのはその点が難しいわけで、マー君のように開幕16連勝、また昨年から通算20連勝というのは物凄い記録なのだ。
かつて甲子園で“ハンカチ王子”で有名な斎藤祐樹投手と競ったマー君は、今やプロ野球ナンバーワン投手に成長した。かつて“鉄腕”稲尾投手は「神様・仏様・稲尾様」と呼ばれたが、マー君は今や楽天の「神様・仏様・マー様」である。次の試合で開幕17連勝に挑むが、ぜひ良いピッチングをしてもらいたい。
マー君のお蔭で久しぶりにプロ野球を見たが、ちなみに楽天はパ・リーグ断トツの首位と分かった。このまま行ってめでたく優勝したら、全商品の「送料無料」とか「3割引き」の優勝セールでもやってもらいたい! そうなれば、自分はマー君ファンだけでなく楽天ファンにもなるだろう(笑)。(2013年8月10日)
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