Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2014 秋の札幌ぶらり紀行①【廃止濃厚?「北斗星」で出発】

2014年11月23日 21時21分00秒 | 鉄道旅

2014年11月18日

11月は溜まった振休消化の月。
旅に出るか…と考えていたところ、「年末年始北海道夜行運休」「冬臨あけぼのソロなし」のニュース。

以前「あけぼの」夏臨終了後に冬臨の設定についてJR東に問い合わせたところ、
「あけぼのソロは心無い人による備品の盗難が相次いでいる」
と、聞いてもない意外な返答が返ってきた。盗難とはとんでもない。
しかし、これはもしかしてソロ外しの布石?と思っていたら、現実になってしまった。
しかも設定もたったの4日間。これはもうお先真っ暗。


それに加えて北海道夜行運休だから、今年の冬休み北海道行きは難しそう。
ということで、北海道行くなら今か、と「北斗星」で札幌に行くことに決定。

今回はJTBのフリープランを利用。このプランでは「北斗星」が個室含め利用できる。
「北斗星」は昨年の今頃、「あけぼの」と共に新聞で名前が上がり、「2014年度末で臨時化」と報道された。
その後は北海道・青森県・岩手県の自治体が存続要請。
今年もそろそろリーク記事が来るか…とソワソワしていたものの、現時点で動静無し。
12月のプレスリリースに一縷の望みは託しているものの、車両更新がされないとなると展望は明るくない。


そんな状況下につき、今や平日でも取得困難な「北斗星」個室。
しかし、自分が狙うソロもこのプランでは驚くほどラクラク。
しかも途中で日程変更した際も「ああ、まだソロ空いてますね、変更できます」と、信じられないような会話が交わされた。
さすがにロイヤルはこうはいかないようだけど。


すんなりと往復ソロを確保し、いよいよ出発。
行程は、札幌一泊、「北斗星」車中二泊、合わせて三泊四日。

 


18時頃に上野駅13番線に着くと、まだ通勤帰宅ラッシュの真っ只中。
18時40分頃、上野駅伝統芸能の推進運転で「北斗星」が入線。

撮影者だらけのカオスを予想してたけど、意外に平穏。規制ロープも無し。

EF510をじっくりと鑑賞。

 

 

 

下り「北斗星」に乗るのは5年振り。「札幌」を見ると、やっぱりテンション上がる。

 

 

 

東日本車の9号車に乗り込む。

 

 

 

下段部屋。進行方向向き。
やっぱり「あけぼの」ソロに比べると広い。
今の期間、5号車はデュエットに差し替わっていて、少ないソロがさらに少なくなっている。
室内で荷物整理していると「発車が少々遅れる」との放送。
ならばと、発車前に食堂車グランシャリオへ予約弁当を受け取りに行く。

 

 

 

無事にグランシャリオ弁当を受け取る。
しかし、グランシャリオはシャワーカード購入客で行列かと思いきや、一人も無し。
まだ平日は平静が保たれている。

 

 

 

19時6分頃、約3分遅れで上野を発車。
この「行ってきます」の瞬間がたまらない。
車内放送が入り、京浜東北線を見ながら北海道の駅名を聞く。不思議な気分。
車掌さんが来て検札が済み、カードキーを受け取る。
「使用後は記念にお持ち帰り下さ~い」と、なかなか味のある車掌さん。

 

 

 

宇都宮線内はワンセグでサッカー観戦。日本VSオーストラリア。
平野を走る宇都宮線内はワンセグの入りも上々。

 

 

 

20時28分、宇都宮到着。
電波の入りが急激に悪くなり、サッカー観戦はここで終了。

 

 

 

ここからはビールとグランシャリオ弁当で夕食。
記念のつもりで購入したこの弁当、美味いな。特にしらすご飯。
1100円は高いな~とも思ってたけど、バクバク食べて完食。
また食べたいけど、次はあるのだろうか?考えるとブルーになってくる。
ところでこのグランシャリオ弁当、下り限定で上りでは購入できないらしい。

 

 

 

21時52分、郡山到着。
磐越東線の普通 小野新町行きと同時に発車。
グランシャリオではパブタイムとなっているようだけど、自分は個室でまったり。
部屋の照明を消して夜景観賞タイム。「あけぼの」の上越線と異なり、このあたりは普通の夜景。

 

 

 

22時29分、福島。
「北斗星」は定刻運行中。この東北本線内はなかなかの爆走ぶり。
心地いい揺れに眠くなってきた。仙台までもたず、ここで就寝。zzz…。

 

 

コメント
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