2017年1月29日
午前8時起床。よく寝た。和倉の街は晴れ。
目覚めのオーシャンビュー。七尾西湾はやや霞がかって幻想的。
午前10時、「ホテルα‐1能登和倉」をチェックアウト。朝食付きオーシャンビューが楽天トラベルで4300円。久し振りに泊まりましたが、以前と変わらぬいいホテル。口コミ評価5決定。
今日も和倉の温泉街へ。まずは「和倉温泉湯っ足りパーク」。その名の通り足湯です。
「妻恋船の湯」。何と読むのかわかりません。無料で入れます。
冷えた足に和倉の湯がジワ~ンと染み入ります。気持ちいい~。
足湯の外はすぐに海。この景色を見ながら入れれば最高ですが、残念ながら足湯から海が見える場所はわずか。
やはり足湯に浸かっていると無性に全身浸かりたくなり、今日も総湯へ。日曜日という事もあり大混雑かと思いきや、昨日の夕方の時より全然空いています。露店風呂でボーっと至福のひと時。1時間コースで今日も総湯を堪能しました。
総湯の外には足湯や飲泉コーナーがあり、温泉卵も作れるようです。帰り際に源泉を少々飲用。苦い!やはり薄めた方が良さそうです。
総湯を後にし、徒歩で和倉温泉駅へ。
8年振りに訪れた和倉温泉、今も変わらずいい所でした。入社当時に急行「能登」で来て、のと鉄道で輪島まで行った帰りに和倉温泉に寄ったのが最初。前回の8年前に寝台特急「北陸」で来た時は、既にのと鉄道は穴水までに短縮されていて、輪島や蛸島への路線は廃止されてしまっていた。「能登」や「北陸」で来れて輪島・蛸島までのと鉄道が走っていた頃が夢の時代のように思えます。今回は関西出張中で「サンダーバード」があったから和倉まで行こうと思ったものの、東京からトンネルだらけの北陸新幹線で行こうという気には、やはりなりそうにありません。
和倉温泉13時発の「能登かがり火6号」で帰路に着きます。
683系の「能登かがり火」。北陸新幹線金沢開業と共に登場した金沢‐和倉温泉を結ぶシャトル特急。
金沢で「サンダーバード」に乗り換える場合、特急料金は通しでOK。
定刻13時に和倉温泉を発車。指定席の4号車は空いていてのどかです。さっそくビール。和倉温泉の苦いお湯を飲んでのどカラカラだったから、半分一気飲み。
七尾に停車。久々に見る413系。
途中、七尾と羽咋にのみ停車し、「能登かがり火6号」は能登半島を淡々と進んでいきます。
1時間少々で旧北陸本線、今はIRいしかわ鉄道と合流し金沢の街が見えてきました。
定刻14時4分、終点金沢到着。向こう側のホームに見えるのは…
噂の「花嫁のれん」。何ともきれいな塗装の車両です。自分にはちょっと場違いかも。
金沢からは14時57分発「サンダーバード30号」。1本早い「28号」にも乗れますが、「サンダーバード」は混雑でトイレに行きにくい事が予想される為、金沢駅でトイレタイムのインターバルをとります。
あいの風とやま鉄道の521系。今やこの顔は西日本一大勢力。
トイレタイムを済ました14時46分頃、683系「サンダーバード30号」入線。
この「30号」は停車駅が加賀温泉・福井・京都・新大阪のみで、大阪まで2時間39分の速達便。定刻14時57分に金沢を発車。「指定席・グリーン席共に満席」のアナウンスが流れます。
帰りは日本海側の席。と言っても、日本海が見える区間はほとんどありません。やがて観音様が見えてきました。
15時20分、加賀観音が見守る加賀温泉に到着。
福井を過ぎると車窓が雪景色に。
北陸トンネルを抜け16時15分頃、敦賀を通過。敦賀を通過する列車に乗ったのは初めて。この先にある自分の大好きなループを見逃すまいと車窓を凝視していましたが、予習不足でどこだかわからず見逃しました。下り線と交差する珍しい光景は見れましたが。
列車は滋賀県の雪景色の中を爆走します。残念ながら自分の7号車はモーターが無いサハ。モハで爆走のサウンドを聞きたかったのに。これも予習不足。
滋賀県内は雨が降っています。雨をものともせず湖西線を爆走。
やがて見慣れた景色が見えてきて、定刻17時36分、終点大阪到着。束の間の和倉温泉逃避行終了。
次は「くろしお」で紀伊半島か、「大阪ひだ」で高山か。関西乗り鉄はかなり楽しい。休みがとれれば…。