2017年11月17日<1>
昨晩乗車した下り「サンライズ出雲」。クネクネとポイントを通過してどこかの駅に進入するのに気付き起床。
運転停車の大阪だった。時刻は4時25分頃。まだまだ先は長いということで二度寝。
おはよう放送に続いて定刻6時27分、岡山に到着。切り離し作業後に「瀬戸」が先に発車。しかし続いて発車するはずの「出雲」は停まったまま。駅の構内放送で何か言ってるのが聞こえる。何と言ってるのか聞き取れないけど、これは何かあったな。
そして車内放送。「ただいま車両点検を行っています、発車までしばらくお待ち下さい」。
マジか?まさかこのまま打ち切り?ここまで快調に来たのに。気が気でない時間を過ごす。6時42分頃、再び車内放送。「車両の安全確認がとれましたので発車します」。ふーっ、なんとか打ち切りは免れた。そして定刻より10分遅れた6時44分、岡山を発車。しかし車両点検って何だったんだ?心配になる。
キハ187系を横目に山陽本線を下っていく。この先、単線区間がメインの伯備線では「サンライズ」が遅れるとますます遅延拡大していく傾向あり。何分遅れるのだろうか?そんな伯備線の心配をする前に、倉敷で再び抑止。ヤバい。本当に打ち切りか?自分はそんなに急いでないので多少の遅延はOKだけど、打ち切りだけは本当に勘弁。
そして7時過ぎ、なんとか倉敷を発車。「倉敷駅でも車両点検を行った影響で、17分遅れで運転しております」。米子で乗り継ぐ予定の「スーパーまつかぜ6号」への乗り継ぎ時間は約45分。この先遅れが増大する事を考えるとちょっと焦ってきた。
伯備線に入り日の出。備中高梁までは複線なので普通に走行。
7時32分、備中高梁。18分遅れ。そしてここからは単線メインの区間。
きれいな景色の伯備線。この季節は木々が色づいていっそうきれい。
方谷で上り「やくも4号」と交換。
8時3分、新見。20分遅れ。それほど遅延は拡大してない。
それにしても、外は霜が降りて真っ白。寒そう。今週末は真冬並みの寒気が入ってくるという予報。
8時43分、駅名はわからないけど、115系上り普通列車と交換。依然として20分遅れという車内放送が流れる。思ったほど遅延は拡大せず。ちょっと安心。
9時10分頃、右手に大山が出現。そしておなじみの案内放送。「ただいま進行右手に大山が見えております」。
いつ見てもきれいな大山。まだ雪は見られず。
9時20分頃、山陰本線と合流して日野川を渡る。米子はもうすぐ。
そして9時20分頃、米子に到着。ここで下車。結局遅延が拡大することなく18分遅れで到着。
9時23分「サンライズ出雲」出雲市へ向けて発車。遅延はヒヤヒヤだったけど、久々の下り「出雲」はやはり楽しかった。本当は出雲市まで乗り通したいけど、またの楽しみに。
乗り換えの待ち時間に、駅構内の「吾左衛門鮓」で朝食。月見そばと鯖鮓セット(670円)。あ~美味い。ビールが欲しくなるけど残念ながらアルコール類の販売は無し。しかしこれは米子での新たな楽しみ。
朝食を食べ終えて、予定通り「スーパーまつかぜ6号」に乗り継ぐ。
9時49分、キハ187系2両編成の「スーパーまつかぜ」到着。1号車の指定席に乗車。すると、自分が指定された席に老夫婦が座っている。何っ?しかし自分の指定券を確認するとこの席に間違いない。まさかダブルブッキング?
「すみません…」と切り出すと「えっ、ここ指定席?」と言って立ち去っていった。なんか今年の7月「やくも」に乗った時もこんなパターンだったような。とにかく一安心して着席。そして定刻9時50分、米子を発車。
例によって爆走で進む。指定席の車内は乗車率40%程。ゆったりできる。それにしてもいい天気。
途中で車掌さんの検札。鳥取まで約93kmを1時間程で結ぶ。単線区間でちょっと驚異的。
水尻池を爆走で通過。しかし池を見ると釣りしたくなってたまらない。
やがて前方にビル群が見えてくると鳥取は目前。
定刻10時58分、終点鳥取に到着。気持ちいい爆走だった。
ここで乗り換えて次に目指すのは浜坂。それにしても、山陰本線は景色がきれいで楽しい。