Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2020 秋の釣り旅in道北②【イトウを求めて朱鞠内湖1日目~いきなり雪と寒さの洗礼】

2020年11月22日 20時23分54秒 | 釣り旅

2020年11月4日

 

 

 



昨日乗船した新日本海フェリー「らべんだあ」。
前日同様気分が高揚していたようで、あまり熟睡できず午前3時30分起床。さっそくシャワーを浴び荷物を整理して下船準備。

 

 

 

 


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窓の外はもう小樽港。久々の北海道、ついに来たな~。テンション上げ上げ。

 

 

 

 


モザイク②.jpg案内放送に従い車両甲板へ移動し下船スタンバイ。さっき客室から見た感じ雪は降ってなさそうだったけど、果たして寒さはいかに?

 

 

 

 


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そして4時30分、車両の下船が始まり北海道に上陸。やっぱり寒~い。気温2℃。
想定していたにも関わらず寒さに面食らった感はあるけど、最初のフィールドである朱鞠内湖に向けていざ出発。


なにか冒険に出るかのようなワクワク感が止まらない。学生時代にバイクで北海道一周ツーリングした、あの時の感覚。やっぱり北海道は最高。


今回、高速道路は使わず。せっかくの北海道、主要国道はさすがに交通量が多いけど、それを避ければ国道・道道共に北海道らしさを感じれる素晴らしい道。

 

 

 

 


DSC_0884.jpg今遠征のテーマソングはMay J.さんの「Futuristic」。移動中はずーっとこれ聴く。どれもいい曲で北海道の風景とマッチするけど、中でも「Sparkle-輝きを信じて-」が特に印象的。


日本海沿いの通称「オロロンライン」をMay J.さん聴きながらひたすら北上。
途中の厚田あたりで突然吹雪に遭遇。やっぱりきた。路面もシャーベット状になってるけど、TRIANGLEのスタッドレスは難なく走破していく。
格安だったので不安もあったけど、これなら安心。いい買い物したかも。


途中いきなりキツネが道路を横断してビビる。強風と雪で最初は恐る恐るの運転だったのが徐々に慣れてきた気がするものの、そういう時こそ油断大敵。

 

 

 

 


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そして7時30分頃、途中の増毛で休憩。強風で海は大荒れ。

 

 

 

 


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息をするのもきつくなるような強風。カモメが優雅に空を舞う。

 

 

 

 


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しばしカモメの飛行ショーを鑑賞し、再び朱鞠内湖へ向けて出発。

 

 

 

 


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のはずだったけど、途中で気になるスポットに寄り道。
それは、残念ながら2016年12月に廃止されてしまった留萌本線の留萌-増毛間にあった礼受駅跡。

 

 

 

 


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まだレールが残されている。これも旧客駅舎と共にやがて撤去されてしまうのか。廃線になった鉄道跡を見るのはなんとも切ない。

留萌本線は深川-留萌間も廃止が検討されており予断を許さない状況。なんとか存続してほしいけど、このご時世ではさすがに難しいか。
それにしても、ここだけ時間が止まったかのような感覚に陥る。

 

吹雪の礼受駅跡を後にして再出発。小平からオロロンラインを離れ内陸への道道126号へ。

 

 

 

 

 

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内陸に入ると雪がどんどん増えていく。さらに川はどこも濁り気味。景色はきれいだけど、朱鞠内湖は釣りできるのか?

 

 

 

 


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国道239号に入ると完全に雪国。時々対向車とすれ違う程度の北海道らしい静かな山間部をマイペース走行。快適~。
幌加内で国道275号に入ると「朱鞠内湖」の案内板が登場。いよいよ来た。

 

 

 

 


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そして10時30分頃、雪降る朱鞠内湖に到着!ついに来た~、久々の朱鞠内湖。約20年振り。嬉しいけど寒い!

 

 

 

 


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この中で釣りするのかと思うとちょっと怯むけど、ここまで来てやらない訳にはいかない。それに今回は雪を想定して秘密兵器を準備してきた。

 

 

 

 


DSC_0883.jpgそれはワークマンの防水防寒スーツ「イージスオーシャン」。防寒グッズは全てワークマンで揃えてきて、中でも一番の期待はこのイージスオーシャン。この雪の中で使うのがむしろ楽しみ。

 

 

 

 


モザイク④.jpgさっそく釣券購入。日券ではなく月券。5日以上朱鞠内湖で釣りする場合はこちらの方がお得。本当は今日からボートで出たかったけど、週間天気予報を見て断念。ボートは明日から。

 

 

 

 


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さっそく前浜へ移動し準備。この天気の中、数人の強者達がウェーディングしてる。これを見ると寒い中アドレナリンが湧いてくる。
今遠征の目標はサイズは問わずとにかくイトウ1匹。しかし20年前に朱鞠内湖に来た時ウグイしか釣れなかったので、何でもいいからまずはトラウト1匹釣りたい。

 

 

 

 


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ウェーダーを装着し、12時過ぎにいよいよスタートフィッシング。この時点でアドレナリンMAX。

いきなり水中に立ち込むのは御法度なので、まずは岸からキャスト。プラグとスプーンをローテーションさせていく。
ワークマンの防寒手袋装着なので最初はキャストがままならないものの、次第になんとか投げれるようになってくる。なかなか素手のようにはいかないけど。

 

 

 

 


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時々雪が止むと朱鞠内湖は違う表情を見せる。この景色の中で釣りできるのは無上の喜び。しかしバイトは無し。サイズのいいウグイが2度チェイスしてきたのみ。


岸際のオダにはカバー用に用意してきたチャターを投入するも、これもノーバイト。ひとしきり岸際を攻めて反応が無いので、腰辺りまで立ち込んでサーチ範囲を広げる。


イージスオーシャンは期待通り威力満点で寒さは全く感じず。これは凄い。しかし手と足の指先がヤバくなってきた。暖をとろうにも古いカイロを持ってきたせいか、あまり発熱してないな。しょうがなく時々水から出て浜を歩き自家発熱。


ライズも無いし、このエリア魚いないのか~なんて考えていた時、自分の5mくらい前に突然モジリ!イトウか?モジリに向かってプラグを投入しようとするも防寒手袋によりミスキャストで目の前にドボン。あ~あ、やっちゃった。

 

 

 

 


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時刻は16時、指先の冷えがだんだんひどくなり釣りに集中できなくなってきた。残念ながらここでストップフィッシング。


初日はノーバイトで終了。やはりいきなり釣れるほど甘くはないか。さらに手がかじかんで片付けもままならない。


なんとか片付けてこの日の宿へ。朱鞠内湖の宿と言えば「レークハウスしゅまりない」が有名だけど、残念ながらGoToトラベル対象外。そこで自分はクルマで約40分かかる名寄の宿に向かう。とは言っても、せっかくなので途中1泊はレークハウスに泊まる予定。

 

 

 

 


DSC_0208.jpg今日から5泊お世話になるのは名寄の「グランドホテル藤花」。こちらはGoToトラベル対象で1泊4000円ちょっと。さらに地域共通クーポンももらえて大助かり。


しかしGoToトラベルの目的はコロナ禍で疲弊した経済の再生。「やりー儲けた」と浮かれてばかりはいられない。
部屋ではユニットバスにお湯を貯めて入浴剤を投入しすっかり冷えた手足を温める。ジワーンと染みる~。

 

 

 

 


DSC_0217.jpg風呂上りには北海道秋の楽しみ「サッポロクラシック富良野ビンテージ」。この時期道内で飲むビールはこれ一択。美味い!

 

 

 

 


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こちらのホテル、BSが入るので今日も広島-巨人を観戦。昨日に続き相変わらずしょっぱい試合してるな~。日本シリーズが思いやれらる。楽しみは坂本選手の2000本安打だけ。

 

 

 

 


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部屋からは名寄の夜景が一望。景色フェチの自分にはたまらない。ビール飲んで夜景を眺めてこの日は就寝。

2日間気分が高揚してあまり眠れなかったから眠気MAX。
明日以降はここから朱鞠内湖へ通勤(*‘∀‘) zzz…。

 

 

 

 

 


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