2017年3月10日
朝起きると香住の海は曇り空。夜中に雷と爆風で起きてしまい、あまり眠れなかった。さっそく朝風呂へ。今日も海を眺めながら貸し切り状態。最高。
風呂上がりに朝ビール。ふとテレビ番組表に書かれた「サクラマス」の文字が目に入る。香住はサクラマスが釣れるのか。よほどの幸運じゃないと難しいかもしれないけどウズウズしてくる。
続いて朝食。朝から豪勢。昨夜心配された胃の調子は全く問題なし。カニはお腹にも優しい。
外は晴れたりみぞれが降ったり爆風が吹いたり、目まぐるしく天気が変わります。海は白波ザブザブ。
午前10時、「ファミリーイン今子浦」をチェックアウト。松葉ガニフルコース1泊22,500円(じゃらん)+入湯税150円お支払い。あのカニの美味さを思えば高くはありません。しかししばらくはカップラーメンの出番が増えそう…。
今日も駅まで送って頂きます。美味しいカニ料理とオーシャンビューのきれいな部屋・温泉、いい宿でした。口コミ評価5決定。夕日が見れなかったのが残念。また来たい。
香住駅に到着。閑静な街並みと海が間近で自然豊かな香住は本当にいいところ。関西に来て初めてこの地を知った。今まで知らなかったのが悔やまれる。
今日はこれから浜坂の温泉へ。10時54分発の浜坂行きに乗車します。
定刻10時53分、浜坂行きキハ47到着。かなりの強風ですが定刻運転されててよかった。
昨日探索した余部橋梁を渡ります。
11時19分、終点浜坂到着。ここでバスに乗り換えます。
11時30分発の湯村温泉行きに乗車。
10分程で七釜温泉バス停に到着。料金150円。そこから歩いて2分程の所にある「ゆ~らく館」。浜坂駅から徒歩圏内にも「ユートピア」という温泉施設がありますが、やはり露天風呂があるこちらを選びました。
まだ新しいようで館内はきれい。体を洗いさっそく露天風呂へ。四角い浴槽と釜風呂のような丸い浴槽があり自分は釜風呂へ。うぐいす色のお湯は源泉かけ流し。泉質はナトリウム・カルシウム‐硫酸塩泉。匂いはあまりせずやや塩味がします。平日ということもあり人が少なく静か。お湯が注がれる音だけが響く。あ~気持ちいい。ひたすら釜風呂でぼーっと至福の時を過ごし、1時間30分コースで堪能しました。
<七釜温泉ゆ~らく館>★★★★☆
泉質:B 眺め:B 癒し:A コスパA
思ったほど成分は濃くありませんが、のどかなロケーションで良質の温泉を味わえます。料金500円。シャンプー・ボディソープ備え付けあり。休憩室はありますが、食事処は残念ながらありません。
温泉を出てバス停に向かいます。七釜温泉のバス停は2ヶ所あります。
帰りはこちらのバス停、栃谷七釜温泉口。各路線のバス本数は多くありませんが、この2つのバス停を使うことで鉄道+バスでも十分来れる。
浜坂駅行きのバスが到着。こちらのバス停からも料金は150円で同じ。
浜坂駅に到着しました。ここから早くも帰路へ。今日の夜はWBC日本VS中国があるので早帰り。
今日は「かにカニはまかぜ」が運行されていませんので、城崎温泉まで出て「こうのとり」で帰ります。まずは14時21分発の快速豊岡行き。
尼崎までの乗車券を購入しホームへ。
先に折り返しの下り鳥取行きが到着。キハ121系を見ると、山陰本線をもっと西下したくなる衝動にかられる。
続いてこちらも折り返し快速豊岡行き到着。2両編成の車内はやはり海側が人気。定刻14時21分に発車。久谷と鎧は通過します。
何度見てもきれいな餘部駅からの景色。
日本海沿いを行く山陰本線。かつては寝台特急「出雲」からこの景色が見れたのかと思うと乗れなかったのが悔やまれる。そんな中、JR西日本は「瑞風よりも気軽に利用できる新たな長距離列車」の開発を検討するとしています。どんな形になるのかわかりませんが、このご時世によくぞ決断してくれました。メチャクチャ期待。その新列車に一縷の望みを託します。
15時28分、城崎温泉到着。ここで「こうのとり20号」に乗り換え。
乗り換え時間はわずか2分。隣のホームとはいえ、やや焦ります。
定刻15時30分発車。ここでビールタイム。温泉出てから喉カラカラ。あ~美味い。
「こうのとり」に乗るのは久々。今日は空いていて6号車の乗車率は50%程でしょうか。
依然として晴れたり雨降ったり、日本海側らしく天気は不安定。
福知山線に入ると、不安定な天気の賜物、虹出現!
お~きれい。思わず見入ってしまいます。
三田付近はきれいな渓谷が見えます。時刻は17時20分。しかしまだ十分明るい。季節はすっかり春。
18時13分、尼崎到着。ここで下車。これで夢の松葉ガニフルコースと温泉の旅終了。香住・浜坂は本当にいいところだった。関西出張終わったら、今度は東京から「サンライズ出雲」で行く冬の恒例行事になってしまいそう。
「こうのとり」を見送り帰路へ。帰ったらWBC観戦。