Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2017 松葉ガニ&温泉紀行①【天空の駅 餘部からカニ天国 香住へ】

2017年03月24日 16時28分00秒 | 鉄道旅

2017年3月9日

 

 

 


今日明日は振休。当初は紀伊半島へ乗り鉄に行こうかと考えてたけど、兵庫に来て以来のやり残しが気になる。それはもちろん山陰冬の味覚、カニ。値段にびびってなかなか手が出なかったけど、せっかくのこの時期の兵庫。行かなきゃ後悔間違い無し。

シーズン終盤で遅まきながら、意を決して向かうは兵庫県北部の香住。夢の松葉ガニフルコースの旅へ。

 

 

 

 

 

午前9時50分、三ノ宮駅に到着。寒い中「はまかぜ1号」を待つ。

 

 

 

 

 

定刻9時56分、キハ189系「はまかぜ1号」到着。かっこいい。

 

 

 

 

 

姫路で進行方向が変わり、山陽本線を離れ播但線に入る。

 

 

 

 

 

例によりビールタイム。「はまかぜ1号」は平日の今日も結構な乗車率。「城崎で温泉とカニ」という方が多そう。

 

 

 

 

 

寺前を過ぎ非電化区間へ。1月に乗った時は一面銀世界だったけど、雪はすっかり無くなってる。

 

 

 

 

 

豊岡で京都丹後鉄道と分岐。

 

 

 

 

 

車窓に円山川が見えてきた。

 

 

 

 

 

12時27分、城崎温泉に到着。予想通りここで降りる乗客が大変多い。自分もここで下車。

 

 

 

 

 

ハンコを押してもらい特急券は持ち帰り。

 

 

 

 

 

他の乗客達と進行方向を変え、喧騒の城崎温泉街をそそくさと離れ、きれいな円山川沿いに出る。やはり人混みは苦手。

 

 

 

 

 

歩くこと約25分、円山川温泉に到着。城崎温泉もいいけど、やはりこちらの泉質の良さは特筆もの。1月に来た時は寒くてまともに入れなかった露店風呂を堪能。湯出口なら今日は何とかがまんできる、というよりぬるいお湯がめちゃめちゃ気持ちいい。露店風呂40分、内湯40分の80分コースでうぐいす色の素晴らしい温泉を満喫。

 

 

 

 

 

駅に戻り14時57分発の普通浜坂行きに乗車。

 

 

 

 

 

鎧駅で眺める日本海。そしてこの先にあるのはあの名所。

 

 

 

 

 

余部橋梁!

 

 

 

 

 

15時38分、横殴りのみぞれが降りしきる餘部で下車。餘部探索する気で来たけど、これはきつい。しばし待合室で待機。

 

 

 

 

 

10分程でみぞれは止み、いよいよ餘部探索へ。

 

 

 

 

 

ホームに隣接している「空の駅」。有名な旧余部鉄橋跡に造られた展望施設。

 

駅からとは思えないすごい眺め。地上約40m。高所恐怖症の自分には少々きつい。

 

 

 

 

 

かつてはこの線路上を多くの列車が走っていたはずだけど、あの痛ましい客車転落事故を契機に余部鉄橋は現在の橋梁へと建て替えられた。途切れた線路は銀河鉄道999のよう。

 

 

 

 

 

16時17分発の豊岡行きが橋梁を渡っていく。ここで下に降りてみる。

 

 

 

 

 

急斜面の歩道を下山するように歩いていく。

 

 

 

 

 

一部残されている余部鉄橋の鉄骨。迫力満点。

 

 

 

 

 

5分程で下界に降りてきた。

 

 

 

 

 

かつて使用されていた桁。ここには転落事故の慰霊碑がある。しばし黙祷。

 

 

 

 

 

下界には「道の駅あまるべ」があり、冷えた体を温めさせてもらう。

 

 

 

 

 

ジオラマや余部鉄橋の歴史についてのDVDが放映されている。かなりじっくり鑑賞。

 

 

 

 

 

余部橋梁下は現在工事が行われていて、空の駅へエレベータがつながるらしい。確かにあの登山道のような道は誰でもおいそれと登れるものではないし。

 

その登山道を再び登る。向かうのは・・・

 

 

 

 

 

撮影名所の「餘部お立ち台」。悪天候の今日は誰もいない貸し切り状態。素晴らしい眺め。今度はここから「瑞風」を狙う人が多くなるのか。自分も今日はここでプチ撮り鉄してみる。

 

 

 

 

 

待つこと15分、橋梁の向こうに列車のヘッドライトが現れた。緊張の一瞬。

 

 

 

 

 

17時1分発の浜坂行きキハ47。完全素人作品ながら、まあまあ満足。しかしこのシャッターを切る一瞬のドキドキ感はかなりのもの。深入りしたらハマリそう。

 

 

 

 

 

餘部探索を終えて17時37分発の豊岡行きに乗車。

 

 

 

 

 

17時47分、香住で下車。宿の方が待っていてくれて、送迎車に乗せて頂く。

 

 

 

 

 

15分程で到着。今日のお宿は「ファミリーイン今子浦」。お目当てはもちろん松葉ガニ。

 

 

 

 

 

部屋からはオーシャンビュー。晴れていれば美しい夕日が見れるはずだけど、やはり自分は雨男。


まずは温泉大浴場へ。カニシーズン終盤の平日とあって宿泊客は少なめ。温泉は貸し切り状態。最高。泉質は単純泉で平凡なお湯ながら、海を眺め静かな至福のひと時。

 

 

 

 

 

温泉を出るといよいよ夕食。夢の松葉ガニ2.5杯フルコース。ついに食べれる。感無量。

 

 

 

 

 

まずは茹で。不慣れながら足をもいで身を掻き出す。ヤバい、美味い。殻を開けて胴体の身も頂く。濃厚なカニの風味が口に広がる。

 

 

 

 

 

もちろん柴山のタグ付き。

 

 

 

 

 

続いてカニ刺し。プリプリ食感と甘み。幸せ感じる美味さ。

 

 

 

 

 

次は焼きガニ。スタッフの方が頃合いを見て焼いてくれるのでアツアツのまま食べれる。香ばしくて美味い。茹でと刺し以外は冷凍とのことだけど、自分には判別不能。

画像


ここでアツアツのカニミソ。濃厚で超絶美味い。ごはんが欲しくなる。

 

 

 

 

 

最後はカニ鍋。鍋にすると茹で・焼きとは異なる別の美味さが出現。

松葉ガニの鍋というと「美味しんぼ」に出てきた「至高の五大鍋」を思い出す。「カニは鍋で食べるのが一番美味い」と海原雄山が言ってたけど、その通りと納得。海原雄山のような味覚はないけど。


2.5杯は余裕かと思って食べてたものの、さすがに途中からきつくなってきた。2杯くらいが自分にはちょうどいいかも。最後は無理やり詰め込んで完食。

 

 

 

 

 

しかしまだ終わらない。〆の雑炊。すごく美味しいんだけどさすがに限界。無念ながら1/3残し。

 

 

 

 

 

食後のデザート。やはり甘いものは別腹なのか、こちらはペロリ。


2時間30分かけて夢の松葉ガニフルコース終了。これはやみつきになる美味さ。しかし食べ過ぎて胃が心配…。

 

 

 

 


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