Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2015 冬の道東ぶらり紀行⑩【「流氷ノロッコ2号」→「オホーツク6号」】

2015年03月12日 09時09分00秒 | 鉄道旅

2015年2月25日

 

 

 

 

 

朝起きると外は曇り。海別岳も斜里岳も見えず。残念。

 

 

 

 

 

朝風呂から戻ると、7時28分発の留辺蘂行きが到着。JRビューは楽しい。

 

 

 

 

 

午前8時30分、ルートイングランティア知床斜里駅前をチェックアウト。
きれいな部屋ときれいな景色、源泉掛け流しの温泉。本当にいいホテル。また来たい。

 

 

 

 

 

楽しかった道東を離れ、今日はこれから札幌に向かう。
昨日に続き、まずは「流氷ノロッコ2号」で網走へ。

 

 

 

 

 

もちろん今日もベンチ席。

 

 

 

 

 

定刻8時55分、駅員さんのお見送りを受けて知床斜里を発車。ああ名残惜しい。
今日も流氷レディによるガイドが始まる。

 

 

 

 

 

流氷ビューポイントに差し掛かる。しかし昨日と打って変わり、流氷はまばら。見えるのは沿岸定着氷ばかり。

 

 

 

 

 

今日は久々に寒い朝だけど、昨日まで南風による異例の暖かさだったから、流氷も遠ざかってしまった。
今後この流氷なしの光景が当たり前になってしまうのか?

 

 

 

 

 

北浜では恒例のホーム撮影会。今日も中国人観光客でいっぱい。

 

 

 

 

 

25周年ヘッドマーク・テールマークは今年限りとか。
「SL冬の湿原」が15周年だから、SLよりも歴史が深い。

 

 

 

 

 

車内売店で気になっていた「流氷ドラフト」を購入。流氷が使用されているという発泡酒。
「色がきれいだからコップで飲んでみて」と流氷レディに言われて、コップに注いでみる。
何とも妖艶な青い色をしている。独特。飲んでみると、確かにビールではない。
ほのかな塩味を感じる。初めて体験する味。最初は違和感あったけど、飲んでるうちに塩味にハマッてきた。
ビールを期待すると?だけど、流氷ドリンクとして美味しく頂く。

 

 

 

 

 

こちらも車内売店で売っているおつまみ。色々あって楽しい。

 

 

 

 

 

網走の漁港内にあった流氷もすっかり減ってしまってる。寂しい~。

 

 

 

 

 

定刻10時、網走到着。

 

 

 

 

 

「流氷ノロッコ」は楽しい列車。
オホーツク海一面流氷…何て時に乗れたら最高だけど、年々少なくなる流氷。
もう数日滞在の観光旅行ではそんな光景は見れなくなるかも。


ここからは網走駅の待合室で「オホーツク6号」を待つ。今日は車両故障は無さそう。
発車まで3時間30分もあるけど、自由席なので札幌まで5時間20分の立ちは勘弁。万全を期す。

待合室のテレビで風蓮湖の大鷲が出ている。風蓮湖行けば見れたのか。
今回、大鷲・尾白鷲を見れなかったのが心残り。

 

 

 

 

 

 

12時30分頃から改札前に列ができてきた。ほとんど中国の方。何か肩身が狭くなる。
13時10分になり、改札スタート。何とか無事着席。札幌まで立ちを免れた。

 

 

 

 

 

自由席はあっと言う間に満席。4両編成で自由席1.5両しかないので。
流氷シーズンは増結してほしいところ。

 

 

 

 

 

上り「オホーツク」に乗るのも久々。列車は定刻13時29分、網走を発車。
8日間滞在した道東をいよいよ離れる時。ああ寂しい。

 

 

 

 

 

しかし今回は天気に恵まれた。暴風雪で運休なんてなったらどこも行けないとこだった。
暴風雪どころか異様な暖かさの日が多かったので、それはそれで不気味だけど。

 

 

 

 

 

雪原風景から一変、前方にビル群が見えてきた。

 

 

 

 

 

14時18分、北見。予想はしてたけど、すごい大勢乗ってきた。立ち客がいっぱい。

 

 

 

 

 

14時38分、留辺蘂。この頃から雪が降り出してきた。

 

 

 

 

 

今回北海道に来て、初めて雪が降る光景を見た。
沿線にはチラホラとエゾシカの姿も見られる。

 

 

 

 

 

15時14分、遠軽。恒例の座席回転儀式。
中国の方が多かったからすんなりいくか不安だったけど、滞りなく終了。

 

 

 

 

 

石北峠に向けて険しい道のりの始まり。エンジンが唸りを上げて登坂していく。

 

 

 

 

 

15時53分、白滝。駅名に「白滝」が付く「白滝シリーズ」のうち、奥白滝はいつの間にか無くなっていた。

 

 

 

 

 

険しい登りの末に石北トンネル突入。石北本線はこの辺りの秘境ムードが最高。
トンネルを出ると薄日が差してきた。

 

 

 

 

 

石北峠超えを終えて、16時32分、上川。網走から約3時間。まだまだ先は長い。

 

 

 

 

 

上川を出たところで、車内販売でビールを購入。満員でトイレに行くのが困難なので、ここまで控えてた。
旭川で下車する人多いだろうということで、ここで解禁。
この車内販売は縮小傾向で、「オホーツク」では3月31日を持って車販終了となる。「スーパー宗谷」も同様。

 

長距離列車の楽しみでもある車内販売。
特に「オホーツク」の場合は、一大イベントである遠軽のかにめし積み込みまで廃止されてしまう。
それに伴い、お弁当屋さんも廃業予定とのこと。
「利用が少ない」という理由のようだけど、コストダウン策の一環だろう。
自分が見てる限り、車販で買う人結構多いのに。いずれにしても、また鉄道旅行の楽しみが減る。

 

 

 

 

 

17時を過ぎると、旭川の街並みが見えてきた。
まさか旭川まで車窓が見られるとは思ってなかった。日が長くなったことを実感。

 

 

 

 

 

数分遅れた17時17分頃、旭川到着。
降りる人も多かったけど、乗る人も多かった。これ以上ビールは飲めない。


ここから外は暗くなり、車窓は見えなくなる。ちょっとひと眠り。
深川・滝川・岩見沢と停車する度に乗客はさらに増える。やっぱり4両は少ない。
やがて久々に聞くキハ183系のオルゴールが鳴り、終着放送。

 

 

 

 

 

定刻より5分ほど遅れた18時52分頃、終点札幌到着。着いた~。

 

 

 

 

 

網走から約5時間20分。やはり「オホーツク」は乗り堪えあって楽しい。でもさすがにちょっとお尻が痛い。
ゆきまつりシーズン後だというのに、今日の札幌駅近辺ホテルは料金がメチャ高。
ということで、地下鉄に乗り中島公園まで行く。

 

 

 

 

 

今日の宿はイビススタイルズ札幌。部屋がすごい豪華。自分には身分不相応だったかも。

 

 

 

 

 

温泉入りたいけど、今日はシャワーでがまん。
札幌の夜景を眺めながらビール飲んで就寝。明日は「北斗星」で帰路へ。早いな~。

 

 

 

 


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