Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2012-2013 道北温泉紀行③【「スーパー宗谷1号」で稚内へ】

2013年01月09日 23時44分00秒 | 鉄道旅

2012年12月31日

 


今年も早くも大晦日。稚内移動の今日は5時30分起床。仕度をして6時30分にホテルを出発。
ホームへ上がる前に「石狩鮭めし」を3個購入。自分にとっては年越し+おせち料理。

「スーパー宗谷1号」が発車する7時48分までは約1時間。
すでに行列かと思いきや、並んでいるのは1名だけ。ちょっと拍子抜け。


入線時刻になっても列はそれほど長くならず、自由席乗車率は70%位。ピークは過ぎているっぽい。

 

 


定刻7時48分、「スーパー宗谷1号」は札幌を発車。早起きしたせいもあり、旭川までは寝て過ごす。
旭川を出ても乗車率は変わらず。ゆったり行けそう。
宗谷本線に入ると雄大な景色の連続。まずは塩狩峠超え。雪に覆われた針葉樹がとてもきれい。


和寒・士別と過ぎ名寄に到着。多くの人が下車。
次の美深を過ぎると音威子府に到着。初めて来た時はとても「おといねっぷ」とは読めなかった。


ここから浜頓別方面に行く人も多いようで、ここでも多くの人が下車。車内はだいぶ空いてきた。
音威子府からは天塩川に沿って走る。


自分はこの景色が大好きで、宗谷線では必ず天塩川向きの席に座る。


天塩中川を過ぎると雄大な雪原が広がる。

 


天塩川は凍結。
列車はやがて幌延に到着。「ほろのべ」と聞くと道北に来た実感が湧く。何ともいい響き。


きれいな景色に釘付けになっていると豊富に到着。今回の一番の目的は豊富温泉入湯。
今日は素通りだけど、明日から正月三が日は毎日来る予定。
豊富を過ぎると雄大なサロベツ原野が広がる。


抜海を通過してしばらく進むと、突然左手に日本海が広がる。
「利尻富士」の立札が立っており、天気が良ければここから利尻島が見える。
残念ながら今日は見えなかったけど、荒々しい日本海だけでも壮観。


列車はやがて久々に市街地に入り南稚内に到着。今回も宗谷本線の雄大な景色を堪能。
やはり個人的に宗谷本線は景色の良さNo1。旭川を出てからここまで約3時間30分あっと言う間。
南稚内を出ると列車はゆっくり進み、約10分遅れの12時57分頃、終点稚内に到着。

 


29日に東京を出てから約2日。ようやく辿り着けた。スーパー宗谷の車体側面には吹雪の跡がびっしり。
4年振りに訪れたけど、駅が新装されてホームも片面になっている。


個人的には以前の旅情あふれる駅舎が好きだったけど、これは時代の流れで仕方ないか。
一時は立ち食いそば屋さんも無くなってしまったらしいけど、今は復活している。
しかし場所がみやげ物屋さんに面しており、こちらもあまり旅情は無し…。


ホテルのチェックインまでは時間があるので、そのまま北防波堤ドームへ。

 

 


以前はここに樺太航路に続く「稚内桟橋駅」があったものの、戦争終結後に無くなってしまったとのこと。
じっくり最北端を味わいたかったけど、氷点下に爆風で耳・顔・手の凍え具合がやばくなってきた。
早々にギブアップして、少し早いけどホテルにチェックイン。


今日から4泊お世話になるのはドーミーイン稚内。9階の部屋からは何とオーシャンビュー!


こんないい景色で年越しできるとは感激。さっそく10階の温泉に行き、凍えそうだった体を温める。
爆風の中入る露天風呂がまた格別。しょっぱなから2時間コースだった。


温泉を出ると毎年恒例「ガキの使い年越しスペシャル」を見ながら夕食。
「石狩鮭めし」+「サッポロクラシック」のゴールデンコンビにようやくありつけた。やっぱり美味い。


23時30分頃に年越しそばを食べ、やがてカウントダウンが始まり「3・2・1」で2013年が到来。
自分はそのまま0時30分までテレビを見て、午前1時就寝。
東京を出てから寝不足だったので眠気MAX。やっとゆっくり眠れる。zzz…。

 

 

 

 


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