Wander Life

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2019-2020 冬の釣り旅in四国⑥【明石海峡大橋が見たい~「サンライズ瀬戸」東京行き】

2020年01月20日 22時14分04秒 | 鉄道旅

2020年1月1日<2>

 

 

 


3日間の香川釣り遠征はあっという間に終了し、これから東京への帰路に着く。府中湖からレンタカーを走らせ高松へ。


来た時から感じたけど、香川県はトバしてるクルマ多いな。「トバす」というと語弊があるか。「適度なスピード」。そのせいか流れはすこぶる良く、ストレス無く運転できる。高松へ向かう国道32号も片側2車線で信号が少なく快適。

 

 

 

 


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高松市街へ入ったところで満タン返却の為の給油。3日間の走行距離約250kmでレギュラー15リットル。リッター約16km。最近のクルマの燃費事情はよくわからないけど、軽としては普通くらいか。

 

 

 

 


2020010118080000.jpg18時10分、3日間共にしたデイズをバジェットレンタカーさんに無事返却。3日間も乗っているとちょっと名残惜しくなる。

 

 

 

 


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夜景がきれいな高松駅前へ。今夜の「サンライズ瀬戸」に乗るその前にお清めの儀式、温泉へ向かう。高松での温泉はニューグランデみまつさんが個人的定番だけど、今日は前から気になっていた別の温泉へ。

 

 

 

 


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まずは18時19分発の琴平行きに乗車。元旦の夜ということもあって、車内は空いていてゆったりできる。ビール買ってくればよかった。列車は真っ暗な予讃線を進む。

 

 

 

 


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18時44分、鴨川で下車。ここから徒歩でかなりの急坂を登っていくこと15分、山の中腹に突如現れる眩い光。こちらがお目当ての場所。

 

 

 

 


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城山温泉。「きやま」温泉と読む。重い荷物を抱えてたので坂道がきつかった。夏だと汗だくになりそう。

 

 

 

 


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さっそく館内へ。自販機で入浴券を購入しフロントでロッカーキーと引き換え。

 

そして浴室へ。洗いを済ませいよいよ入浴。露天風呂はないけど内湯は広い。泉質は単純弱放射能泉。湯は微妙に白濁しているように見える。泉温が低いので循環加温されていて、あまり温泉らしさは感じられず。それでも消毒用塩素臭がきついこともなくリラックスして入れる。窓の曇りを手で拭き取ると、その向こうにはきれいな夜景。ジャグジーやジェットバスもあるけど、自分は夜景を眺めながら温泉浴槽のみの50分コースで満喫。

<城山温泉>★★★★☆
泉質:B 眺め:A 癒し:A コスパ:B
泉質は平凡ながら山の中腹に位置しいいロケーション。特に夜は夜景がきれい。館内にレストランもあり風呂上がりの一杯も可能で1日楽しめそう。宿泊も可能。入浴料700円。シャンプー・ボディソープ備え付けあり。

 

 

 

 


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温泉を出ると、冷えた空気が気持ちいい。しかも帰りは下り坂なのでラクラク。鴨川駅へ戻り、今度は坂出に向かう。

 

 

 

 


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20時47分発の琴平行きに乗車。この列車も空いてる。改造で誕生したという7200系、しっかりボックスシートが付いていて嬉しいけど、高松近郊でボックスシートありを考えると、より風光明媚な区間を走るキハ32オールロングシートがなおさら悔やまれる。

 

 

 

 


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20時54分、坂出到着。ここで途中下車しビールと夕食調達に駅前のイオンへ。昨日・一昨日の夕食も坂出イオンだったので3日連続。もう何も残ってないかとヒヤヒヤだったけど、何とか残ってくれていて、しかも半額セール。ちょっと買い過ぎた。

 

 

 

 


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ビール&夕食調達を終えて駅へ戻る。坂出駅前はイルミネーションがきれい。

 

 

 

 


2020010121190000.jpg「サンライズ」発車まで30分ほどあるのでじっくり鑑賞。「光輝里(ひかり)フェスティバル」というイベントらしい。1月3日までなのでいいタイミングで来れた。

 

 

 

 


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元旦の夜ということで人通りも少なく「サンライズ」到着を待ちながら、時折列車が往来する静かな駅でイルミネーションを眺める。これは思いがけず至福のひと時。

 

 

 

 


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異空間へトリップしたような感覚。そんな時間は瞬く間に過ぎ時刻は21時30分。後ろ髪引かれる思いでイルミネーションを離れ改札へ。坂出駅は有人改札。乗車券と「サンライズ」の特急券を提示し改札印を押して頂く。きっぷにはたくさんハンコを押してもらいたい派の自分には有人改札の方がありがたい。

 

 

 

 


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改札を抜けホームへ上がる。「サンライズ瀬戸」は3番線から発車。

 

 

 

 


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2番線に来る「いしずち102号」と入れ替わるように発車するダイヤ。
やがてホームに列車到着放送が流れると同時に「瀬戸の花嫁」のメロディ。高松でも流れてたけど、やっぱりこれ聴くと「四国来た」って感じがする。

 

 

 

 


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そして21時42分、3番線に285系の姿が現れる。途中駅から乗る場合はこの瞬間がたまらない。

 

 

 

 


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「サンライズ瀬戸」東京行き定刻到着。まずは定刻運行に安堵。ちょっとでも遅れると明石海峡大橋のライトアップが見れないので。

 

 

 

 


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部屋は13号車のシングル2階進行右側。上りでは自分のベストポジション。しかしこの13号車、自分はタバコを吸わないけど、ご存じ7両中唯一の全室喫煙車両(11号車は一部喫煙)。

 

1ヶ月前の10時打ちを目論んでたところ、ちょっとゆっくり目に行ったら2番目になってしまい10時3分打ちで禁煙シングル2階はとれずこの結果に。以前は2番目なら余裕で禁煙シングル2階とれてたけど、寝台列車が「サンライズ」のみとなって以降やはり競争率が上がっている。


ちなみに1番目の方は「のぞみ」だった。「のぞみ」で長時間並ぶ必要はあるんだろうか?といつも思う。

まあ遅く行った自分が悪いんだけど。

 

 

 

 


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定刻21時44分、坂出を発車。先に発車のはずの「いしずち102号」はまだ表示されてる。そう言えば来てなかったような。

 

 

 

 


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すぐに車掌さんの検札。13号車2階はこの時点でまだ空室多数。タバコを吸ってる方は少ないはずだけど、やはり染みついた臭いはある。とは言え「あけぼの」や「北斗星」などかつてのブルトレも個室は喫煙可能だったし、慣れてしまうと自分はそんなに気にならないタイプ。ちょっとでも臭いがあると無理、という方はやめた方が無難。

 

 

 

 


2020010122110000.jpg喫煙車両なので当然灰皿がある。自分は使わないけど。

 

 

 

 


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宇多津デルタ線を通り列車は本四備讃線へ。部屋の照明を消して3日間過ごした坂出の夜景を眺める。個室寝台の醍醐味。

 

 

 

 


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だんだん海が近付いてくる。この下で釣りしていた昨日のことが遠い昔のように思える。

 

 

 

 


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そして瀬戸大橋に突入。真っ黒な海が映し出す街灯。やがてその街灯は無くなり黒い海と時折見える漁船の灯り。独特の走行音と相まっていつ見てもこの瀬戸大橋からの夜景は印象的。ひたすらボーっと眺める。

 

 

 

 


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10分ほどで瀬戸大橋を渡り終え、列車は児島に到着。ここまで定刻運行。明石海峡大橋を見たいのでとにかく遅れないでほしい。

 

 

 

 


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児島を出たところで夕食タイム。半額セールにつられて買い過ぎた。さっそくビールを空ける。あ~美味い!寝台列車で飲むビールはいつも格別。

 

列車は本四備讃線を爆走。しかし、快調にとばしていた「サンライズ」が駅も無い所で突然ストップ!マジか?トラブル?緊急停止という感じではなかったけど嫌な予感。


3分ほどで発車したものの、その後はスピードを落として運転。先行列車の遅れか。「いしずち102号」が遅れてたし、宇多津方面からの列車が遅れてるのかも。あれはフラグだったのか。ヤバい、明石海峡大橋見れないかも。

 

 

 

 


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やがて岡山到着放送が流れ山陽本線とクロス。遅れについてのアナウンスは無し。と、ここでまた減速。岡山駅ホームが空かないのか?

 

 

 

 


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岡山駅直前で右に見えるのは「サンライズ出雲」。遅れている「瀬戸」を待っている図。時刻は22時26分。この時点で岡山到着5分程度の遅れ確定。

 

 

 

 


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右手に待機してる「出雲」を見ながら22時27分ゆっくり加速。そのまま低速で入線し、22時29分岡山到着。7分遅れ。そして岡山駅のホームすごい人。今日は岡山乗車組が多いらしい。人混み苦手な自分は連結儀式を見学することなく自室で過ごす。

 

急いで連結して発車したとしても明石海峡大橋までに遅れを回復するのは難しそうだ。せっかくの海側2階ながら、今回はライトアップを見れずじまいか。


列車は結局5分遅れで岡山を発車し山陽本線を爆走。この爆走も「サンライズ」らしさ。安全第一だけど、どこまで遅れ回復できるか?それにしても、今日もこの区間は星空がきれい。

 

 

 

 


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ひたすら爆走すること約1時間、姫路到着。時刻は23時35分。かなり回復してる!そして速攻発車。2分遅れくらい。ちょっと望みが出てきた。
列車は再び爆走開始。果たしてライトアップ明石海峡大橋は見れるか?

 

 

 

 


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