2020年1月2日
姫路を23時37分頃発車した上り「サンライズ瀬戸・出雲」。岡山発車時の遅延を縮め現在2分遅れ。休日24時までのライトアップされた明石海峡大橋を見るには1分でも遅れると一気にピンチ。久々のシングル2階海側でなんとかライトアップ明石海峡大橋を見たいけど、果たして?
明石海峡大橋は朝霧‐舞子間で最もよく見え、定時運行時は朝霧通過が23時59分頃。その一駅前の明石通過が23時57分頃。列車は山陽本線を爆走で進み、23時58分明石通過、依然1~2分遅れ。ソワソワしながら車窓を眺めていると、右前方にきらびやかな光!
ライトアップ明石海峡大橋がチラッと見えた!なんとか間に合った?
しかしここで24時。と同時に朝霧通過。眼前に明石海峡大橋が広がったところで、あ~無念の消灯。ガックリ。マジか。
結局10秒くらいしか見えなかった。まあでも、チラッとでも見えただけ良かったか。一時は5分遅れで絶望的だったから。
0時13分、列車は三ノ宮に到着。深夜にも関わらず、三ノ宮から乗車する人の数がすごい。何かイベント?遅れている時は速攻発車だけど、乗る人が多いせいかしばし停車。そして0時16分、結局3分遅れで発車。
ここで浴衣に着替え、ブラインドをおろす。そして翌朝の相模湾を見る為にアラームを5:50にセットして就寝。「サンライズ」は東海道を爆走中。揺れがなんとも心地いい。zzz・・・。
翌朝、徐々に減速してどこかの駅に進入するのに気付く。静岡あたりか?相模湾まではまだ時間があるので二度寝。これがたまらない。zzz・・・。
しかしここでアラーム!なに?さっきの駅は熱海だったのか。ブラインドを上げると列車は真鶴を通過。危なかった、また相模湾を見逃すところだった。
やがて窓の外にまだ暗い相模湾の車窓が広がる。久々に見れた。2月になるとこの辺で夜明けの海が見れるけど、この時期はまだ暗いまま。それでも水平線付近は紫色に色づいて幻想的な眺め。眠いけど目が釘付け。
6時3分、小田原を通過。ところで、今日は箱根駅伝往路の日。この辺り、昼頃にはランナー通過と共に大変な賑わいになるはず。
我が母校はなんとか予選突破して出場。優勝までは望まないので、シード権取ってほしい。とにかく、アクシデント無く全校無事完走が一番。
E231系と並走。正月の早朝ということで空いてる。ここで満員電車を見て現実に引き戻されるのが嫌なので、空いててくれてよかった。
湘南の朝焼け。この辺り海は見えないけど、やっぱりこの夜明けの色がなんとも言えないきれいさ。
相模川を渡り茅ケ崎付近で貨物線を離れ旅客線へ復帰。間もなくおはよう放送が流れる。定時運行中で横浜到着まであと20分の、いつものアナウンス。昨夜の遅れはさすがにここへ来るまでに解消。それにしてもよく寝た。大阪の記憶は全くないから、三ノ宮発車後すぐに落ちて熱海まで爆睡。ぐっすり眠ると朝がいっそう清々しい。
6時44分、横浜到着。さすがの横浜も今日のこの時間は空いていてのどかな雰囲気。
入れ替わるようにE233系熱海行きが発車。ここ横浜も、9時30分頃には箱根駅伝ランナーが通過するだろうか。今は静かだけど。
そう言えば、往路の戸塚中継所で毎年目立つタックルベリー、「戸塚店」なのかと思ったら「戸塚中継店」だそうで、毎年さりげなく映ってるけどやっぱり箱根駅伝を意識してる。
列車は横浜を出て、次は終点東京。本当に毎回思うけど、あっという間。
タバコを吸わない自分には初の喫煙シングルだったけど、意識しなければそんなに気にならなかった。個室内喫煙可だったブルトレで慣れてるからかも。
まあ本音を言うとこのご時世、喫煙スペースを設置して全車禁煙にしてほしい。でも喫煙スペースとなるとラウンジの片側を空けるしかないか。喚起設備も必要になるし、多分やらないでしょう。
とにかく、今のままでいいので「サンライズ」を存続させてほしい。
品川を過ぎいつもの新幹線とすれ違うと終着放送。自分も降車の準備。あ~もう着いてしまう。これもいつもの感覚。
そして定刻7時8分、終点東京到着。
あ~戻ってきてしまった、という感覚と、無事に戻ってこれた、という感覚が入り混じる複雑な心境。これもいつものこと。
そして大手町では箱根駅伝ランナーがそろそろスタンバイ。自分も早く帰ってお餅とビールで駅伝観戦。
「サンライズ瀬戸」で行く冬の四国釣り遠征。「ボウズ逃れ」に頼る展開となってしまったけど、それでもやっぱり楽しかった。
次行けるのは8月の夏休みか。また長いな~。