Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2004-2005 冬の北海道鉄道旅③

2020年05月07日 20時31分13秒 | 過去旅

2020年5月7日

 

コロナ禍はおとなしく過去旅を振り返り現実逃避。

 

 

 

 


〈2004年12月29日〉


この夜は函館のホテル「JALシティ函館」に宿泊。体調もだいぶ回復してきて安堵の睡眠中。

 

ところが、なぜか自分がガラスをかじって食べるというすご~く嫌な夢を見て不快感に襲われ夜中に起床。

 

なんだ今の夢は?

 

と思ったその時、左耳に激痛!唾を飲む度、ズキンズキンと今まで感じたことのない痛み。不快な夢を見たのはこの痛みのせいか。それにしてもこれはちょっと耐え難い痛み。


深夜2時頃だったか、フロントに行って急診対応の病院がないか相談。しかし耳鼻科の急診対応は見付からず。しかも年末だし。

 

翌朝またフロントで病院に連絡してもらえるということでいったん部屋に戻り、頭痛薬として常備しているバファリンを痛み止めとして飲んで眠れない夜を過ごす。
思いのほかバファリンが効いて朝までは痛みが弱まる。



翌朝フロントで病院を紹介してもらい、8時頃函館市電に乗り病院へ。たしか湯の川方面に向かった記憶があるけど、バファリンも切れてきたのかとにかくひどい痛みで意識がもうろう。


20分程で病院に到着し「旅行中なので保険証は持っていない」旨を伝えると受付の方がちょっと困惑。最終的には帰宅後に保険証のコピーを郵送することで保険診療適用となり一安心。しかし痛みは変わらずズキズキ。順番待ちの間もズキズキで頭がおかしくなりそうだ。


そうして20分程して自分の順番。「とにかく痛い」と告げて耳の中を診てもらい、診断結果は「中耳炎+外耳炎同時発症」。そしてそのまま緊急プチオペ。耳の中をグリグリグリグリされて激痛に耐えながら、最後は何か薬を入れてもらっただろうか、痛みがだいぶ治まった。あ~本当にもうダメかと思った。


思い返すと昨日流山温泉に行った時、タオルを尖らせて耳の中をグリグリ拭いた記憶があり、あれで耳の中に傷を付けてそこから菌が入って炎症を起こしたのではないか。せっかくの北海道旅行なのになんという不覚。

 

まあでも診療してもらえて助かった。しかも保険証無しで。明日だったら年末で急診だったかも。何という病院だったか忘れてしまったけど、帰宅後に保険証のコピーにお礼のメモを同封して郵送させて頂いた。

 

 

 

 


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今日は道南の温泉にでも行こうかと思ったけど、このアクシデントの影響で中止。どうしようか思案したのち、今回使用している周遊きっぷ「札幌・道南ゾーン」の効力を活かして札幌までピストンすることに。


何号か忘れたけど、函館発10時台の「スーパー北斗」で札幌へ。お目当ては札幌駅3-4番線にあるそば屋さんの天ぷらそば。kioskでサッポロクラシックを購入しこちらの駅そばで天ぷらそばと共に食すのがこの頃からマイブームに。駅そばの為に函館-札幌をピストン。周遊きっぷならでは。

 

 

 

 


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天ぷらそばを食したあとは再び「スーパー北斗」に乗車し函館へ。20時20分頃到着。キハ281系の「新撰組!」ラッピング車両だった。NHKの大河ドラマに合わせてラッピングされた車両。今では見ることはできない。

この日も「JALシティ函館」に宿泊。フロントで今朝お騒がせしたお詫び&病院を紹介頂いたお礼を告げて部屋に戻る。この日から「旅には保険証持参」が自分の常識となる。

明日は北海道を離れ帰路へ。

 

 

 

 


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