延岡の山歩人K

季節ごとの高山植物や山野草、そして彩の美しい自然にはまってしまい
写真撮りながら登山・山歩きを続けています

雪化粧の韓国岳 登山(1)

2014-02-26 | 宮崎県の山

 

  表題の写真は、登山前の駐車場から臨む
                  韓国岳北峰(左)とこれから登る頂上は右奥方面
         

実登山日は、少し前になりますが、2月21日(土)。
本日(登山当日)は、晴れの予報

久住方面はたぶん登山者がめちゃ多いだろう
それなら南の霧島連山へ~と言う単純な理由で「韓国岳」と
「高千穂の峰」登山に出かけました。

今日は、師匠の(F)さんと私(K)の2名です。
延岡を5時0分に出発、えびの高原まではおよそ2時間30分です。
高速道路のおかげで霧島も久住と時間的には変わらなくなりました。

予定していた駐車場が、朝駆けの登山者多く既に満車
不動池の近くまで逆戻りしました。

気温は-2℃
風が強く、寒さを感じながら
表題の写真の撮影ポイントから登山開始
天気は、まあまあでしたが韓国岳の山上方面は雲覆われている
のが気がかりでした。

思っていた以上に積雪有、2合目付近からアイゼン着用
5合目で休息
おおむね北西方向、甑岳(こしきだけ)や奥の小林市内もガスの中
      ↓ かなり急登りの道も積雪で 歩きやすい
      

5合目を過ぎて
朝駆けの登山者グループが下山してきました。
頂上付近はガスで何にも見えません」とのことでした。がっくり

登山道の雪は
      ↓
      


9合目付近から
太陽の輪郭が見えて明るくなったり、再び厚い雲に覆われたり
この繰り返しでした。





      

天気は確実に良くなる方向だと思いました。
↓下の写真(1枚)は、”Fさん ”撮影です。


韓国岳頂上へ
南方向はガスに覆われ「大浪池」方面の視界は無し
  ↓何にも見えません
 


頂上から火口を覗いてみれば
↓ 火口の底も、火口壁も見えません


頂上では、風が強くガスの流れも速い
やがて、だんだん太陽の光を感じるようになり
火口淵の一部が見えるようになってきました。
↓ 右側に浮かぶ火口淵が幻想的


天気回復方向に」期待は膨らみます。
実は、この後火口壁で「ブロッケン現象」に遭遇する事に
なりました。
その状況は、明日の記事で・・・

 


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20 コメント

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(ジージ)さま Part2  (延岡の山歩人K)
2014-02-27 17:43:12
こんにちは
余談~ありがとうございました。

↑上のあQさまよりいただきましたコメントで
焼酎の話題で盛り上がっていましたが・・・
実は、私は全く下戸で飲めないのです(^.^)/~~~。
そんなお酒を私が飲んでも、猫に小判、馬の耳に念仏ですね。

泡盛“瑞穂”について
ご解説ありがとうございました。
今度、あQさまに紹介させていただきます。

また よろしくお願いします。

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(ジージ)さま (延岡の山歩人K)
2014-02-27 17:35:33
こんにちは

 >車で登山道まで、というのは考えられなかったですね。
九州のローカルな山の登山では、逆にそれはちょっと考えられませんね(^o^)。
(シージ)さまが日本で登られていた山は、たぶんアルプス系とか・・・
公共の交通機関を利用できる環境にあったのでしょうね
私たちが通常九州内で登っている山では
車を利用しないで登山口まで移動~と言うのは、考えられません

確かに昔は、路線バスを利用して登山口近くまで移動して・・・と
後は長々と歩いてましたが
車社会を迎え、路線バスも廃線や減便で、とても登山には利用できません

公共機関が発達していないローカル市町村で暮らす人には
車は必需品なんです。(ここはご理解ください)
田舎の村では、車を運転できないお年寄りの通院や買い物が今や大きな問題です。

急なルート変更等や、縦走で違う登山口に降りた場合
タクシーを利用して車まで帰ったことも何度もあります。

ブロッケン現象。
>魔女が住むといわれるブロッケンの山に起きる現象。
実際にブロッケンという山があったのですね
知りませんでした また一つ知識を得ることが出来ました。
魔女さんは現在はもういないのでしょうね

ありがとうございました
また よろしくお願いします。



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(青島老人)さま (延岡の山歩人K)
2014-02-27 17:28:25
こんにちは
私は、計画が大の苦手です(先が読めないもので・・・)
F師匠同行の時は、師匠が綿密な計画書を作ってくれます。
単独登山の時は、下山開始限界の時刻だけ決めています。
(具体的には、登山口に下山する時刻限を16時と決め
 これをオーバーしそうなときは、頂上まで行かなくてもそこで引き返します)
初めて登る山の時は、事前にネットでコースと所用時間を調べて参考にしています。
とにかく
登って降りて来るまでが登山~安全第一に心がけています。

ありがとうございました。
また よろしくお願いします。


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余談 (ジージ)
2014-02-27 08:24:34
僕が日本で学生の後半、卒業してもしばらく沖縄関係の研究をしていて、
ある女性のアシスタントをしていました。
その方の家には常にカートンで“瑞穂”という泡盛があったのです。
いつ飲んでも構わなかったのですが、先生は僕に、
「○○さん、いくら飲んでも構わないわよ。でも仕事だけはきっちりしてね」
でした。
もう故人ですが、仕事の面でも人間的にもすばらしい方でした。
瑞穂、一度飲んでみませんか(笑)
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時代の変換 (ジージ)
2014-02-27 08:15:36
延岡の山歩人Kさん こんばんは
僕が日本で登山をしていた頃は、車で登山道まで、というのは考えられなかったですね。
理由の1つとしては、自由がきかないからです。
すなわち、悪天候によるルート変更も考慮に入れなければならないし。
でも車に拠る自由さは魅力がありますね。

登山をしようと思って気になるのは天気予報ですが、それと同じように重要なのは、
実際に登山道に立って、これから登る山を見ることです。
何となくガスって気になっても、霧の中から現れる太陽は魅力的ですしね。
韓国岳は火山ですか。不思議はないですよね。
火口湖、爆裂火口も魅力があります。

ブロッケン現象。
魔女が住むといわれるブロッケンの山に起きる現象。
霧と太陽による偶然の現象。
僕はまだ見たことはありませんが、ブロッケンの山々が見える山に登ったことがあります。
当時はまだドイツが東西に分かれていた頃でしたね。
ハンブルクからさほど遠くないので、今度行って見ようかな~
コメントが長くなってしまいました。
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毎週? (青島老人)
2014-02-27 07:47:37
毎週のように登山されてるように見受けます。
リーダーは交代で計画書を作るのでしょうか?
一人で作るのであれば大変な作業でしょうね。
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(あQ)さま (延岡の山歩人K)
2014-02-27 07:14:08
おはようございます。
私は、頭が回転していなかったようで・・・
ラベル下の「AQ」の文字には気が付きませんでした。

改めてびっくりです。
まさに「あQ」さまの焼酎でした。

でも「晴耕雨読」も間違いではなかったという事で
お許しください。

ありがとうございました。
また よろしくお願いします。

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悪魔を憐れむ歌 ♪ ザ・ローリング・ストーンズ (あQ)
2014-02-27 01:19:22
http://pvmvmusic.blog.fc2.com/blog-entry-765.html

(K)様が言われる芋焼酎「晴耕雨読」は、キリリとした味わいで好きなお酒です。
今回、居酒屋で見掛けた焼酎は「悪 AQ」とラベルに書かれておりました。
「AQ」 → 「あQ」 なーんてね。(笑)
http://www.yagisaketen.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=148
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(katakuri)さま (延岡の山歩人K)
2014-02-26 17:57:46
こんにちは
そうそう、土曜日でした。
結果的に天気は良かったのですが・・・
朝が早すぎたため、雲ガスが多かったと思います。
自然は難しいですね

おかげさまで、韓国岳では
ガスの晴れ間のグラデーションが楽しめました(^o^)。

ありがとうございました。
また よろしくお願いします。




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(ryuuke158)さま (延岡の山歩人K)
2014-02-26 17:56:52
んにちは

ガスに隠れる風景もまた魅力ありますね
一瞬の変化には驚きがあります。
ブロッケンも条件が揃わないと、なかなか見れない現象と思います。

ありがとうございました。
また よろしくお願いします。


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(ぽーらん)さま (延岡の山歩人K)
2014-02-26 17:48:06
こんにちは
久住でもこんな現象も・・・
  久住で太陽の周りの光の輪「日暈(にちうん)」
  http://blog.goo.ne.jp/yamakawa_trek/e/ed5a4498ddff76fd5a845ef63684d88f

  Fさんが早朝の星生山で・・・ブロッケン現象
  http://blog.goo.ne.jp/yamakawa_trek/e/d2e757d95dc9738d94678456cc788c27

同行のFさんは、実に詳しいです。
やはりガスが濃いというのは最低限の条件の様ですね

ありがとうございました。

また よろしくお願いします。

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(あQ)さま (延岡の山歩人K)
2014-02-26 17:45:47
こんにちは

 >駐車場が満車とは、登山は大人気という事なのでしょうか。
ご来光目的で
暗い登山道(まだ夜明け前から)、大きな三脚を担いで
朝駆けの登山者は意外と多いのに驚かされます。

 >(K)様の日頃の行いの良さの賜物でしょうね。(笑)
それは否定出来ませんが・・・(^o^)、
今回は、天気予報をみて出かけました。

休肝日が2日は良いですね
「ノンアルコール」を飲む事に対し、
飲まない私は
「なにもそこまでして飲まなくても・・・」~と思いますが(*^_^*)。

 >面白い名前の焼酎を目にしました。
「鬼殺し」「百年の孤独」・・・等々有りますね
でも「悪」は、初めて拝見しました。

鹿児島には「晴耕雨読」~と言う銘柄もあるそうですが
こちらが、あQさまにピッタシのお焼酎名かと・・・\(^o^)/)。

ありがとうございました。
また よろしくお願いします。

返信する
(iina)さま (延岡の山歩人K)
2014-02-26 17:37:13
こんにちは

  >”行き”に2時間30分もかけて韓国岳を目指すのは
登山はやはりそれだけ魅力あるという事ですかネ
雪山にユキ(行き)過ぎでしょうか?

>iinaは、歩いて20分ほどの映画館にも、よく車で行きます。
確かに現在では「それが当たり前」になってますね
私も、中学生くらいの頃は
2軒先(100m前後)のお店にお使いに行くのにも自転車でした。
昔を思い出します。


「ちっちゃい折鶴」
身長がおよそ3mmほどの鶴ですネ
これを折るのは、どう考えても紙(神)技でしょう~。
小さな折鶴は、つまようじの先を使って折る~というお話を
伺った事があります。


返信する
(山帽子)さま (延岡の山歩人K)
2014-02-26 17:32:03
こんにちは

 >北のくじゅうに、南の韓国岳と・・・
「阿蘇・くじゅう国立公園」や
「霧島錦江湾国立公園」に比較的に近く
延岡に暮らしていると地の利で、ついフットワークが軽くなりますね
(財布も軽くなりますが・・・)

やはり雪景色も青空が良いですネ
霧島は読んで字のごとく霧が多く、大体風も強い様です。
登山では当たり前ですが、少し寒い思いをしました。

続編もまたよろしくお願いします。
ありがとうございました。

返信する
登山は (katakuri)
2014-02-26 17:05:30
(Kさま)駐車場がいっぱいということは
土曜日に行かれたのでしょうね。
その日はお天気が良かったように思うのですが
山は登ってみないと解らないですね。
ガスに覆われても別のご褒美を
用意してくれていたのですか
その時々で感激が有ってヽ(^o^)丿
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Unknown (ryuuke158)
2014-02-26 13:25:26
こんにちは
見ようと思って見れるものでもありませんからね
「ブロッケン現象」が楽しみです

返信する
Unknown (ぽーらん)
2014-02-26 10:52:29
ブロッケン、めったに見れるものではないのでいいですね
なぜか久住では見たことはないです
傾山では2度見ました 気象だけではなく地形も関係あるのでしょうか 不思議です 
返信する
お店ばなし♪増位山太志郎 (あQ)
2014-02-26 10:45:55
http://www.uta-net.com/movie/1074/

駐車場が満車とは、登山は大人気という事なのでしょうか。
天候は今一のようですが、雲間の太陽は幻想的ですね。
天候が回復基調というのも、(K)様の日頃の行いの良さの賜物でしょうね。(笑)
明日の記事、「ブロッケン現象」が楽しみです。

昨日は体調不良の為、楽しい一日という訳にはいきませんでした。
仕方なく、今週二日目の休肝日としました。
でも、夜は食事を兼ねて飲み屋を梯子して、ノンアルコールで済ませました。(アホ)

そんな一軒で、面白い名前の焼酎を目にしました。
「なーんだ、お前そのものみたいだな!」と、声が飛びそうな。(爆)

http://www.sake-hamada.com/products/detail/927

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雪を見にゆく (iina)
2014-02-26 10:38:04
”雪”景色を見るために、”行き”に2時間30分もかけて韓国岳を目指すのは、登山が好きだからこそです。
iinaは、歩いて20分ほどの映画館にも、よく車で行きます。

>折るのは 紙(神)技でしょう~。
 巧い !
Kさんには、丹頂鶴に見えたのですね。
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今度は? (山帽子)
2014-02-26 09:49:11
おはようございます
北のくじゅうに、南の韓国岳と まさに
フットワークの良さに感服しています。
雪景色求めて<00キロ>・・・
いやいや羨ましい限りです。
青空欲しいままの 中岳編 まぶしくて
こちらまでサングラスかけて見入るような
素晴らしい画像に釘付けされて
しまいました。
雪を求めて 何千里・・・の山旅 これからの
展開が更に楽しみです。
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