この暑い中 それも雲行きが怪しいのに 傘も持たずに ちょいと歩いてきた。まあ健康のためつーか 落ちた筋肉をなんとかする・・という意味もあるのだが実は 先に書いたサザンカンフォートを探しにいったのである。大きな方の酒屋で訊いたら地階にありますよーというので 下でまた訊いて買ってきた。2000円 普段呑んでるジムビームが1本1000円だからほぼ2倍。大きな手術して人工血管入ってるのに呑むなよ?とか言われそうだが 酒なくして何の人生とまでは言わんが たまには舐めたいのであるw 今はアサヒが入れてるらしい。ボトルの形もラベルも昔とすっかり変わってしまって寂しい限りだが。昔はワインボトルみたいな普通のボトルに白地に初期はカラーで後期は無地で南部の風景が描かれて雰囲気があったのだけどれど 今は無愛想なラベルにSOUTHERN COMFORT・・って赤字で・・色気もへったくれもない。会社はケンタッキーでバーボンベースのリキュールだから てっきり41度だと思ってたんだが で 前のエントリでそう書いちゃったw 許せ・・が今見たら21度 日本酒よりちょいと強いくらいである。まあしっかり甘いんで 後でソーダでも買ってくるとして・・・往復5キロ歩いた。退院してからこんなに歩いたことは無い。普段は軟弱にも自転車だもんなー もうあちこちで行き倒れそうになったが 行き倒れても生ゴミ扱いされるだけなので 死の行軍して帰ってきたわけだ。部屋が見えたときは あー生き残ったと思ったがw 歩いてると蒸し暑いが帰ってきて開けっ放したら風が通って風に吹かれているのである。このままサラサラと崩れても知らんぞ?という感じである。
安倍政権だの小池百合子だの都議会選だのいろんなネタでエントリを書いてるが 書いてる時は あー極論書いてるよなぁ・・と自分でも思うんだが。で 週刊誌が1週間遅れで届く(無論借りてるだけだが)のを読むと あたしが感じたというか書いたようなことを考えてる人がいてちょっとほっとするのである。別にあたしは政治の専門家でもないが 学生運動してた経験から権力は必ず腐敗するもんだと思うし一強ならなんでも通る・・って驕りが透けて見えるのでそういうのを書くわけだが。まあ物事にはいろんな側面があって 個々の主義主張や利権はそれぞれ違うのだが 物事を俯瞰して見ればいろんな側面が見えてくるのだと思う。目先のブームつーかフィーバーに翻弄されること無く 歴史を検証し 思想を学べよ?とか思うが 普通に生活してたら そんな時間無いのもわかるけど やっぱりみんなのルールはみんなで決めようよ?って思うんである。一部の利権で選んだ人たちが 好き勝手にルールを決めて 国民の総意です・・なんて欺瞞はまっぴらごめんである。あー都議選で小池新党の当選数より 23人全員が当選した公明党に迫る19議席を確保した共産党にエールを贈りたい。ちゃんと考えてる人はいるんだよなー・と少し安心したのである。
台所の後片付けをして 今は風に吹かれている。また新潮ネタで申し訳ないんだが 高山正之氏の変見自在ってコラムが面白い。先日米海軍のイージス艦のフィッツジェラルド(アメリカ人て偉人の名前をつけるのね ロナルド・レーガンだのジョージ・ブッシュだの・・スコット・フィッジェラルドはアメリカの著名な小説家)とコンテナ船が衝突して7人亡くなって大きく破損したニュースがあったのはご存知だろう。コンテナ船の艦首が右舷にヒットしたわけだが ニュースではみえないけど 問題は喫水下。今の船って喫水の下に球根状の突起がついてる。あれは造波抵抗を1割軽減するらしい。当然速力も上がるし燃費も向上する。あれをバルバス・バウと言うのだそうだ。わかりやすく言えば宇宙戦艦ヤマトの艦首の下の赤く塗られた丸いところ。筆者は宇宙戦艦ヤマトなんか見てないと思うので その辺に波動砲なんて書いてるが 波動砲は菊のご紋章とバウの中間だw まあ そりゃどうでもいいが。最近の駆逐艦て砲撃や魚雷をあんまり重視してない・・つーか遠距離からミサイル撃つわけだから 装甲はそんなに厚くない。で まあ右舷に直撃くらったわけで喫水下に大穴が開いたわけである。で そこはキャビンなわけでみなさん水死しちゃったわけである。あたしは船はさっぱりだが 友人がヨットを持ってたので時々乗せてもらってたんだが 進路が交差する場合 右舷(スターボードと言うらしいが)から接近して進路が交差する船舶があれば回避義務は相手を右に見る方 つまり今回の場合はフィッツジエラルドにあったわけである。まあ見張りは置いてたらしいが 何を考えたか回避しなかったんで大穴開いたわけで 米海軍が大恥かいたわけである。横須賀で修理するのか 本国で修理するのかは知らんが 間抜けな話であることには変わりない。ただ 誰かのミスでお亡くなりになった7人の水兵には哀悼の意を表したい。迷わず成仏して欲しいものである。
くそ暑いのだが 玄関を全開にしたらこれがエアコンいらず 東から西に風が通って気持ちがいい。まあ玄関全開なんだが 通路人が通ったら部屋丸見えなんですが・・w のれんが欲しいと思うのである。で ドアを全開するのに 普通はマグネットでドアにくっつけるドアストッパを使うのだろうが この部屋を衝動買いした時に 越してみたら玄関に3寸角の角材を三角に切った木片が置いてあるのである。なんだ?と思ったが これドアストッパーらしくて 玄関ドアを全開にしても少し開けるのにも使える。その辺の建築現場で大工さんに端切れがあったらお願いしたらくれると思う。まあ最近は材木屋がNC(コンピュータ数値制御の機械)で材料を刻んで来るらしいので 材木屋に行った方がいいかもである。とにかく使える。環境にも優しい。山だと薪にストーブに放り込んじゃうんだがw あと1エントリしたら 真昼の徘徊に行く。顔はそれなりに満足できる歳の取り方をしてるんだが いかんせん腹がやばいのである。30インチのジーンズを穿くためには10キロ落とさねば・・・これだけ暑いと熱中症で倒れるか?と思うのだが 少しは運動しないと・・って 実は酒屋にサザンカンフォートを探しにいくのである。バーボンベースのフルーツリキュール。甘いのだがバーボンベースなので41度ある。ジャニス・ジョプリンが愛飲してた酒・・って結局はそこかい・・って話だがw
と言われそうだが 友人が返本の仕事をしてるので 週刊誌がタダで読める。まあ 女性誌は井上真央最後のニュースで持ちきりなので ぱらぱらめくって終わる。今は週刊新潮を読んでいたのだが これ結構面白い。まあ外れのときが多いんだが7月6日号は珍しく面白い。新潮のコラムで三浦瑠璃氏の週間山猫 ツメ研ぎ通信の連載が始まった時は 期待したのだが数回でめげた。田原総一郎氏の朝まで生テレビの論客の常連となってるが 以前常連だった堤未果氏の方がちゃんとリサーチしていて話が論理的ですばらしい。まあ彼女がどちらかというと左寄りの美人である・・というのもあるのだがw さて三浦氏だが東大の政治学者って期待したんだが 見た目はいい。人の話をちゃんと聞いて反論するのもいいが・・残念なことにしっかり右寄りなのである。おまけに文才が無い。ツメ研ぎ通信のなんと読みにくいことか・・・問題定義が明確で無くさらに その展開が おいおい・・ってぐらいにお粗末なのである。読み終わってこれ何が言いたかったのかよくわからん。でがっかりである。同誌連載コラムの 櫻井よしこ氏の日本ルネッサンスの方が何倍もわかりやすく鋭い指摘があるのを見ると まだまだ・・つーかこの程度か・・と思ってしまう。まあ櫻井よしこ氏ってあたしの大嫌いな日本会議のメンバだし極右と言ってもいいのだが その思想の組み立てには感心する。橋下+羽鳥の番組に出てたのを見たことがあるが 常に冷静 人の話はちゃんと聞いて口をひらけば静かにぐうの音も出ないくらい叩き潰す。あー左寄りの人だったらいいのになぁ・・と思うが それは叶わぬ夢なのである。まーでも敵としては天晴れである・・と言っておこう。で 更につまらん話。同誌の中川淳一郎氏のこの連載はミスリードです・・というコラムがあって 人は33歳までに音楽に関する嗜好が決定し 新しい音楽を開拓しようという気がなくなる・・という説があるそうな。まあ あたしがここでたまにCDを紹介してるがまあ60~80年代のものばっかだしなぁ・・と妙に納得したのである。まあ 20代前半はロック プログレッシブやウェストコースト中心だが それ一辺倒だったし 20代の前半から聴き始めたJazzだって 名演と呼ばれるのは50~70年代である。まあ1枚だけあげるとすればジャケットの美しさもあってケニー・バレルのミッドナイト・ブルーだが・・まあ そんなんはどうでもいい。じゃ新しい音楽は開拓しないか?というと ワンオクとかセカオワとかさっぱりいいと思わない。秋元プロデュースの数の暴力アイドルグループなんか 学芸会か?とか思うわけである。唯一いいな・・と思うのは乃木坂のマウスコンピュータのCMくらいだ。じゃ 今の人で何聴いてるか?って言えば 初期のClarisとか 水曜日のカンパネラ カプセルくらいである。あーパヒュームはマイナーなころから好きだったな。で 紹介したりプレーヤに入ってるのってJazzとRockだけだが 50年代から80年代までである。もう脳みそが劣化してるんだろ?と言われたらそうかもしれないが あたしはこれが好きなんでこれでいい・・と思ってる。昨夜 今は無き吉祥寺のファミリーってJazz喫茶のママ 安達さんというのだが 彼女が店で出してた支那スパを再現してみた。当然かけてる音楽はいつもリクエストしてたフィービ・スノウだ。レシピなんか無いと思ってたら 嫁はんがこれ・・って当時ママから習ったレシピを出してきた。まあ無くても同じような味には作れたのだが。当時 いつかは自分もこんなJazz喫茶を・・って思ってたから 嫁さんをバイトに送り込んでたのがこんな時に役に立った。当時の味にかなりの線までは迫れたが まだママの味にはかなわない。あたしが作ったので毎日これだと助かる・・と言われたが なにぶん予算が厳しいので どこまでできるか怪しいものである。懐かしき良き時代の味をビールで流し込んで涙した。