疲れた。朝から図書館から借りてきた本を読んでいるいいご身分なのだが そうも目がしょぼしょぼする。今 手持ちで5冊 うち1冊は森見登美彦の夜行だが これはもう買ってるし 2回読んだので返す。で アイザック・アシモフの夜来たる・・の長編版を読んでるんだが これが分厚くて550ページもある。まあ全部読むのに4日ってところか。コリン・フレッチャーの遊歩大全も並行して読んでいる。要は飽きたら本をとっかえひっかえしてるわけである。これに 歴史文化遺産 日本の町並みも読んでるので なんと節操のないことだろうw 遊歩大全は74年に出たアウトドア・ウォーキングのバイブルみたいな本で情報は古いが思想は今でも新しい。これは950ページもあるのに まだ79ページだが 何の気なしにamazon覗いたら マケプレで送料込みの1257円であった。新本が2200円だから税入れたら2376円だからまあお安い。なんでポチった。貸し出し延長しても読みきれなかったら 自分のを読めばいいだろ・・ってわけである。さて 日本の町並みは上下巻とも買ったわけだが 読んでいて思った。日本各地に 原風景と呼ばれる明治以前の町並みは多く残ってる。まあ開発の波に飲み込まれて虫食い状態になってるところも多いのだが それは別として 日本の古い町並み・・というのはいいもんだな・・と思う。もちろん ぽっとん便所や土間の台所 井戸やら土間やら 隙間風の吹き込む部屋やねずみが出入りしたり維持に大金がかかる萱葺き屋根なんか見てると素晴らしいなぁ・・と思うが 実際自分が住んだら維持は大変だし 不便だし この世の中紙でできた仕切りとか木製の戸なんて危なくてしょうがないわけだ。風景として見る日本の古い町並みは素敵だが 今の時代自分が住みたいというより住めるか?と言ったら無理だろう。京都洛中の町屋でも結局同じ。外観いじらないで水周りを大改修すればいいのだろうが 洛中の町屋はそれだけでも目が飛び出るほど高い。京都は古い家が多いので 伏見の友人の借家なんか風呂場が外にある。以前学生時代に部屋探してた時に 向日市だったが ベランダに半坪のバスユニットがあったのまであったしw 日本の町並み・・・あたしが子供の頃はこんな風景がいたるところにあって その中で育ってきたから郷愁もあるのだろうが やはり子供はこういう環境で育つべきだと思う。少なくとも都会よりは地元がいいのだと。地元の良さを記憶に刻み込むまで まあ高校時代までは地元が一番なのだと思う。どうせ大学や就職で都会に出るのだから 心の故郷というのを刻むために高校までは地元でいようよ?と強く思う。あたしも 東京に出てもう長いが 津の家や京都は一生あたしの心に刻まれているのである。そこがあたしの帰るべき原風景なのである。日本の町並み・・って買ったけど買って思った。これはあくまでも資料だ。みんな育ってきた街がそれぞれの原風景なのである。
どこかで見たような景色である。今 歴史文化遺産 日本の町並み・・ってのを読んでるんだが まあ日本の原風景みたいな町並みをまとめてある本なのだが。学生時代京都だったし できたら京都で仕事したかったが諸事情で出てきたあたしである。京都は観光地なのになぜか うざったくない。まあ三条から四条にかけての河原町通りや 河原町から烏丸までの四条通なんか まったく古い京都のイメージは無いんだが むしろ新しい店ばかりなんだが うっとおしくない。アーケードがあるから看板が見えない・・というのもあるし そもそもビルの看板は規制がかかってるので少ない。店のディスプレイというか 貼ってあるPOPも蛍光色や原色が少ないので余計に落ち着いて見える。あのマクドナルドの赤い看板を京都にそぐわない・・とこげ茶に変えさせたのも京都である。繁華街を離れるともう看板はほとんどないから落ち着く。あったとしても老舗を思わせる木製だから余計だ。さて先日実家に行くのに 中央線で新宿バスタに行った。大久保から先 車窓から靖国通りが見えるのだが 高いビルの壁面に色とりどりの証明看板がとりついていて 賑やかを通り越してけばけばしい。それがずっと向こうまで続いて 靖国通りを走る車のテールランプやヘッドライトの明かりでさながら不夜城である。バスがほぼ0時に出るので23時半くらいなんだが もう目がチカチカするのである。どっかで見た光景だよなぁ・・と記憶を掘り起こしてみたら 札幌のすすきのにそっくりなんである。定宿がすすきの交差点そばの狸小路にあるサンルートなんで 夜はせっかく観光で来てるのに ラフィラの地下だったか ヨーカドーで惣菜買って部屋でサッポロクラシックを呑んでるというおよそ歓楽街に不向きな旅人なんで まあいいんだが。どこでも欲望の渦巻く歓楽街というのはああいうケバケバしい風景なのだろう。あたしにとってすすきのは 交差点近くのボッサってJazz喫茶か 狸小路のジャマイカって これもまたJazz喫茶なんで 歓楽街には縁が無いwまあ おねーちゃんと楽しく飲んで騒いで・・というのもいいんだろうが それなら札幌でなくても新宿でいいじゃん・・とか思う。まあ札幌の女子はきれいな子が多いが その土地の風情がなーんも無いのは寂しいのである。あーこないだ 新宿でオフしたんだが 京王モールのバーガーキングの前で待ち合わせしてたら 20前後の細身で 髪が腰まであるストレート それもグラデーションのパープル! 黒のスリムパンツで足が細いったら無い。柳腰で 厚底のブーツだったが やたらきれいな女子が視界を横切ったのである。あーいいもん見たなーwと思うし やっぱり東京新宿だなーと思うし 民間人じゃないよなーと深く思ったのである。八丈移住に現地視察に行った友人はお花畑が花壇になったらしく 今日の飛行機で戻ってくる。来週は彼女のハロワと不動産屋通いに付き合う予定である。いいのがあるといいんだけどねぇ・・ペット可の物件は限られるので難しいところである。
格安スマホを買った話を書いたのだが それ用の対衝撃ケース TPU素材って柔らかい樹脂のケースと液晶保護用のガラスフィルムを買った。と言ってもamazonなんでまだ届いてないんだが・・送料無料にしたかったんで 都合2000円以上買わなきゃならん・・というわけで 来月買うはずだった 歴史文化遺産 日本の町並み 山川出版刊 1800円を買った。まあ税を入れたら1944円もするので お金ないし マケプレで安いのが出ないかな・・と見てたんだが 安い奴でも1600円とかする。送料入れたら新本と変わらない。で もう新本買ったわけ。下巻はマケプレで1300円くらいで買えたのだが・・・この本 命綱になってる循環器内科の待合に置いてあって 家で読みたい方は貸し出しいたします・・なんてわけのわからんメモが貼ってあるwここはミニ図書館かい・・って思ったが 待ってる間にパラパラ見てたら これがいいのである。日本全国ほぼ漏れなく網羅してるので各巻300ページくらいあるから 一冊税抜き1800円と高いのだが お薦めしたい。まあ上下買うとほぼ4000円・・・高いよなぁとは思うものの きれいな写真と丁寧な解説で日本の原風景を見せてくれるのは素晴らしいと思う。で 病院で読んで amazonで下巻を買って 上巻待ってたんだが 図書館で検索したらあるので 上下巻とも借りて手元にある。見直してるんだがやっぱりいいのである。まあ下巻は既に持ってるし 上巻は数日うちには届くわけで 何も借りなくても・・と思うんだが あるものは借りようというわけである。あと欲しいのはコリン・フレッチャーの遊歩大全だが これは来月。文庫のくせに2200円もする。今はアイザック・アシモフ(SFの古典だw)の夜来たる 創元SF文庫刊を読んでるが 読みづらいうえ550ページもあるので遅々としてすすまない・・その前に遊歩大全を読まなきゃ・・と思うのだがこっちは970ページもあるしなぁ・・