関係あるんだが さっき60年代ポップ少年 亀和田武著の 著者がとっさに出てこなくて amazonで検索したらマケプレでそこそこ安いのがあったんでポチった。740円だから 新本よりは1000円くらい安いか・・二十歳の原点は来月買うか・・・と思ってる。新装版は高いんで文庫で充分だと思う。まあ 欲しい本はほとんど買った。amazonのマケプレは最近本の送料が350円のところが増えてきて困る。ヤマトメール便じゃないから便乗値上げだよなー
二十歳の原点序章 高野悦子著を読み終えた。17歳から19歳 66年から68年 高校3年から立命館時代の日記である。読んでいて思ったんだが 当時の大学生がいかに授業に出てないか・・というか そういう時代だったんで まあ仕方ない。これが先に書いた 60年代ポップ少年 亀和田武著・・と時代的にかぶる。かたや不器用に かたやポップに生きてたわけで まあ京都と東京の文化の違いはあるにせよ こんなに違うのである。時代は違うものの 嫁はんも立命だったんで民青のオルグがうざかったのを覚えている。まあ当時を知る意味では良書だと思う。が 今の若い人が読んでもなんのこっちゃ?とか思うだろうな・・というのは想像に難くない。個人的には良書だと思う。読んで損は無い。しかし青春というのは いかに無駄なことをしてるんだろうな・・と今なら思えるが 当時はみんな試行錯誤しながら 自分の信じるものを頼りに突き進んで行ったものである。手放しで礼賛しないけど いい時代だったな・・と思うあたしは 既に歳を取った証拠であるのが悲しいw
強迫観念に追い立てられてるように読んでる。 二十歳の原点ノート 高野悦子著 カンゼン刊 初版は71年だがこれはそれの新装版 高野悦子が中学2年からの3年間の日記である。まあ 有名のなのは二十歳の原点なんだが それの序序章が本作である。しかし女子ってたった3年でこんなに変わるのか・・ってちょっと驚く。まあ自分はどうだったか?って思い返すと変わったが上っ面だけ・・って感じで 名著と呼ばれるだけのことはあるな・・と思う。最後に65年に書かれたアンネの日記の感想文があるのだが 感性鋭いな・・と思わせるものである。まあ これが書かれたのが63年から66年 高野悦子は49年生まれだから あたしなんかより随分上だが 瑞々しい感性だな・・と思う。60年安保とベトナム戦争・70年安保にはさまれた時代である。これに続く序章もだが この不安定な時代をよくあらわしている。全三巻 今となっては古典だが 読む価値のある本である。お薦めしたい。