ザ・クイーン その２

１８日の深夜に　まだ６００ページのうち２４０ページですすまない・・と泣き言書いたが　台風接近で東京が雨なのをいいことに　昼間疲れるまで読んで寝て　夜中に起きだして徹夜して‥と昨夜も徹夜して朝５時に読み終えた。正直３６０ページを２日がかりで読んだのだけど　面白かったというのと　もう当分は見たくない・・というのが半々ｗ　９日に借りて返却期限が３０日なので　もう少しだらだら読んでも良かったのだけど　２度目を読む余裕が欲しかったのと　２８日から京都に行くので　それまでに返さなきゃならないというプレッシャーがあって　ちょっと無理した。読み終えて頭の上の暗雲が消えた気がするのは良いことだ。読んでも読んでも終わりが近づかない・・という悪夢からは脱出。あと１週間ぐらいは拾い読みして返すつもりだが　まあ伝記って面白くないものと相場が決まってるのだけど　読み終えると　かわいいおばあちゃんエリザベス女王・・から　女王として英国王室・英国・英連邦を取り仕切った強い女性　まあ古い時代の英国王室の伝統を頑なに守った人だけど　すごい人だったんだなという感想。ただ英国って特権階級として王室やら貴族がいるわけで　それを頑固に守り通したのが必ずしもいいというわけでは無いのだけど　それが英国の伝統・・と言われたら素直に納得しちゃう。昨今の英国王室のスキャンダルも断片的にニュースで流れてくるので耳にはしてるけど　どういう理由でああなった？というのがよくわからず　単なる王室ゴシップとしか見えてなかったのが　本書を読んで系統的に理解できて納得した。まあエリザベス女王もフィリップ殿下にしても公務が多く　英国王室はよく働くな・・と思う。おもに女王が処理する公務は年間６００件以上というから忙しいだろう。我が国の皇族って実際呼ばれて挨拶するくらいしか思いつかないので　英国王室は激務だなと思う。更に英連邦の君主だから　あ・そう・・では通らないわけで　在位７０年それをやってたわけだからすごい人だなという思いは変わらない。本書　良書だが分厚いので読み通すには相当の覚悟と忍耐がいる。まー１Ｑ８４読むよりは面白いからいいんだがｗ　欲しいか？と言われたら　今の時点では当分見たくないので図書館にあれば良いと答えるだろう。古本がこなれてきたら買うと思うが当分下がらないだろうしねぇ