私はメンタルチャットの管理人

メンタルチャットでおこるさまざまな非日常

スマホで薬物を買う子どもたち

2022-11-06 04:11:42 | メンタルヘルス
瀬戸晴海著 新潮社刊 2022年初版 256P 924円  7月19日に出た本なんでまだ3か月ちょいと新しい。著者は瀬戸内晴美でも瀬戸内 寂聴でもない 元厚生省の麻薬取締官。 御年67かな 2018年に退官されてるが第一線のトップで働いてた方だ。週刊誌の書評から拾ったが 図書館検索したらあったので借り出してきた。新書だがそこそこページ数があるにもかかわらず早い人なら4時間もあれば読めてしまうのは 半分ぐらいが実際にあった話が占めてるから。
amazonの解説をちょいと引用すると
カラフルな絵文字に隠語の数々、秘匿アプリが浸透したSNS上では、今日も違法薬物の特売セール。親に隠れて手を出すのは中高生や大学生、売人もまたごく普通の若者たちだ。気楽に手早くお手軽に、スマホを介した「密売革命」によって、子どもたちの薬物汚染は急速に蔓延している。ひと昔前とは様変わりした最新ドラッグ事情から、安易な誤解で広がる大麻の脅威まで、元「マトリ」トップが実例とともに徹底解説。
同じ内容が2回も書いてあるのでamazonどーした?という話は置いといて まあ最近はお気軽に買えるもんだな・・というのが素直な感想。あたしの時代は まあジョイントに行く連中と ヤクザがらみでシャブ行く人くらいで 後はシンナーくらいだったんだが 危険ドラッグというか合成麻薬以降 ヘロイン・コカイン・覚せい剤・マリファナ・MDMAと多様化してる。昔は組関係者かつきあいのある人だけだったけど今やそこらへんの普通の若者までもか・・と少しだけ驚く。まあ友人に注射痕だらけのがいたり ジョイントが回ってきたりしてたけど あたしは酒とタバコの方が良かったから そっちには行って無い。しかし最近は普通の人が売ってて普通の人が使ってたり・・とすごい時代になったもんだなと思う。一部の人だけ・・と思ったら大きな間違いで身近な不良でも何でもない人がはまってたりする。個人的には 個人使用のマリファナくらいは解禁してもいいかな?と思わなくないが マリファナがゲートウェイドラッグ つまりきっかけになって より依存度の高い薬物に手を出して 周りに大迷惑をかけて本人も自滅する現実があるので 日本では規制しておいたほうがいいだろう。まあ あたしは精神障害なんでやばそうな処方薬がいっぱいあってそのODで何度も緊急入院してるんで言えた義理ではないけど 薬物依存は怖いよ?というのを身をもって知ってるから手は出さないが。新書なんでお安いし この手の本は図書館が必ず買うので図書館を検索してみるのがいいだろう。酒やタバコはいいとは言わないけど薬物中毒は怖いよ・・という意味で一読をお薦めしたい。


コメント
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