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極楽のあまり風―京町家暮らしの四季

2023-11-17 08:52:20 | メンタルヘルス
麻生圭子著 文藝春秋刊 2001年初版 222P 2073円 あたしは古本で買ったが amazonのマケプレみたら1円からあるw あたしも古本で買ったんだが 300円しなかった記憶があるな。まだ6割くらいしか読んでないのだけど書きたくなって書いてる。麻生さんて作詞家だけあって夢を売る商売だ。なので 外から見える古都京都をうまいこと本にしてられる。京都はみんなお上品に・・てわけじゃなくて 住んで地場で働いて暮らしてる人とは明らかに見え方が違うというか 京都以外の人がイメージする古都京都を綺麗なところを誇張して嫌なところや今の京都をみんな隠して本にしてらっしゃる。あたしなんか京都の観光大使か?と思うくらいの本に仕上がってるな・・と思う。先に何冊か紹介してるが本書は3冊目らしい。さて 本書の中にサトさんて出てくるのだけど 129Pにサトさんの形見・・て 「おばんざい 京の味ごよみ」が紹介されてるが これは1966年初版の 朝日新聞京都支社編集で中外書房から出たやつだと思われる。これは何度か改題されていろんな出版社から出てるのだけど あたしが持ってるのは2002年に光村推古書院から出た 京のおばんざい―四季の味ごよみ・・だ。秋山十三子・大村しげ・平山千鶴の共著で 元々は朝日新聞の連載だったもの。今新本で手に入るのは河出文庫から2分冊された文庫だけだが 中外版だけでも何度か装丁が変わってるらしく いろいろあるぽい。ヤフオクに中外版の中身の画像があったので 光村推古版と比べてみたが旧漢字が変更されてるが内容は同じだ。サトさんて誰よ?w 色々調べてたら 麻生さん 今は旦那さんの関係で英国暮らしを経験して 京町屋に戻るか・・と思いきや近江の要は琵琶湖の畔のセミナーハウスを改築してお住まいだそうだ。曰く 「ただそんな京都での町家暮らしも、住み始めた当初の頃のような楽しさが薄れ、疲れを感じるようになったそう。「伝統的なしきたりが多く、窮屈に感じるようになって。年齢的なものもあったかもしれません」と麻生さんは振り返ります。」とパナソニックの住宅関連のページに書いてられるわけで なーんだ ファッションとしての京都町家暮らしだったわけね・・と納得した次第だ。あたしは関西人だし奈良も京都も長かったし京都の人と伝統産業の現場で仕事してたから こういうもんでこれが京都のルールだと思ってるからなんとも思わない 郷に入れば郷に従え 好きなもんは死ぬまで愛せよ・・て思ってるから 流行が去ったんで次行こか・・みたいなやり方は好かん。。あと4割残ってるが・・・
読み終えた。地場で働いてたから多少わかるので違和感びしばしなのは仕方ない。麻生さんの立ち位置は業界人の京都の別荘。草喰なかひがしが美山荘のご主人の弟さんの店とは知らなんだw
コメント
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